Source Word
notice board
IPA(Pronunciation)
Explanation
以下では「notice board」という名詞について、学習者が理解しやすいように詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: notice board
日本語: 掲示板(けいじばん)
学校やオフィスなどで見かける、紙の掲示物を貼るための板のことです。イギリス英語では「notice board」と呼びますが、アメリカ英語では「bulletin board」のほうが一般的です。
「お知らせなどを貼る板」という意味で、非常に身近な場面で使われる表現です。
- 品詞: 名詞 (countable noun)
- 複数形: notice boards
- CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 日常で目にするものなので、比較的早い段階で習得しておくと便利です。
他の品詞との関連
- notice (noun): 「掲示、お知らせ」
- to notice (verb): 「気づく、注目する」
- board (noun): 「板」
- to board (verb): 「(飛行機・船・バスなどに)乗り込む」「下宿する」など
※「notice board」はあくまでも名詞の複合語です。
2. 語構成と詳細な意味
「notice board」は、以下の2語からなる複合名詞です。
- notice
- 「お知らせ」を意味する名詞。動詞としては「気づく」「注目する」の意味もあります。
- 「お知らせ」を意味する名詞。動詞としては「気づく」「注目する」の意味もあります。
- board
- 「板」を意味する名詞。もともとは木の板を指しますが、さまざまな素材にも用いられます。
派生語・類縁語
- bulletin board: アメリカ英語での言い方
- noticeboard(一語表記): イギリス英語でしばしば見られる書き方
- announcement board: 類似の表現
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- put a notice on the notice board
(掲示板にお知らせを貼る) - pin a flyer to the notice board
(フライヤーを掲示板にピンで留める) - remove notices from the notice board
(掲示板からお知らせをはがす) - check the notice board regularly
(定期的に掲示板をチェックする) - update the notice board
(掲示板を更新する) - official notice board
(公式の掲示板) - staff notice board
(職員用掲示板) - school notice board
(学校の掲示板) - community notice board
(コミュニティの掲示板) - digital notice board
(デジタル掲示板)
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- 「notice」は、ラテン語の“notitia”(=knowledge, 情報)に由来し、要点を伝える「掲示・知らせ」の意味を持つようになりました。
- 「board」は古英語の“bord”(=板)が変化したもので、木製の板を指す言葉でした。
- 「notice」は、ラテン語の“notitia”(=knowledge, 情報)に由来し、要点を伝える「掲示・知らせ」の意味を持つようになりました。
歴史的には、人々がお知らせを書いた紙を貼る板として使われ始めたことが起源です。イギリス英語では一般的に「notice board」という呼び名が定着しています。
- ニュアンス・使用場面:
- 公共の場や学校、オフィス等で「お知らせを貼る」「連絡事項を掲示する」ための板を指します。
- カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使用されます。
- 公共の場や学校、オフィス等で「お知らせを貼る」「連絡事項を掲示する」ための板を指します。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞
「a notice board」「two notice boards」のように冠詞や複数形を伴って使われます。一般的な構文例
- “There is a notice board near the entrance.”
(入口付近に掲示板があります。) - “Please check the notice board for updates.”
(最新情報は掲示板を確認してください。)
- “There is a notice board near the entrance.”
フォーマル・カジュアル両方で使用
- 学校、会社、公共施設など、どのような場面でも使える便利な言葉です。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “Did you see the event poster on the notice board today?”
(今日、掲示板に貼ってあったイベントのポスター見た?) - “I’ll pin the bakery coupon on the notice board.”
(パン屋のクーポンを掲示板に貼っておくね。) - “We should remove old notices from our notice board.”
(掲示板の古いお知らせははがしたほうがいいね。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “Please post the meeting schedule on the office notice board.”
(オフィスの掲示板に会議スケジュールを掲示してください。) - “The HR department updated the notice board with the new policies.”
(人事部が新しい方針について、掲示板を更新しました。) - “Make sure to check the notice board for any announcements before you leave.”
(退勤前に、何かお知らせがないか掲示板を必ずチェックしてください。)
(3) 学術・フォーマルな文脈での例文
- “According to the notice board, the seminar will be held in Room 202.”
(掲示板によると、セミナーは202号室で行われるようです。) - “A revised version of the conference program was posted on the notice board.”
(学会プログラムの改訂版が掲示板に掲示されていました。) - “The notice board in the university hallway displays upcoming research presentations.”
(大学の廊下にある掲示板には今後の研究発表が掲示されています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- bulletin board (掲示板)
- アメリカ英語での言い方。イギリス英語の“notice board”と同じ意味。
- アメリカ英語での言い方。イギリス英語の“notice board”と同じ意味。
- announcement board (告知板)
- 類似の意味だが、ややフォーマルに「告知を行うための板」というニュアンス。
- 類似の意味だが、ややフォーマルに「告知を行うための板」というニュアンス。
反意語
- 「notice board」自体の反意語は特にありません。ただし、掲示物を貼らないディスプレイやモニターでは「digital display, electronic sign」などがありますが、機能が異なるため厳密には反意語ではないです。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- イギリス英語: /ˈnəʊtɪs bɔːd/
- 「ノーティス ボード」のように「ボード」をやや長めに発音します。
- アメリカ英語: /ˈnoʊtɪs bɔːrd/
- 「ノウティス ボード」で、“r”を意識して「ボー(r)ド」と発音します。
- イギリス英語: /ˈnəʊtɪs bɔːd/
アクセント:
- 「NO-tice」, 「BOARD」(または「BO-ard」)。
- 基本的には “NO-tice” の “NO” の部分が強めになります。
- 「NO-tice」, 「BOARD」(または「BO-ard」)。
よくある間違い:
- “notice board” の真ん中の音 (t) を曖昧にしてしまい、/ˈnoʊɪs bɔːrd/のように聞こえることがありますので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- “notice bord” としてしまったり、 “notice bored” のように誤変換してしまうケースがあります。
- “notice bord” としてしまったり、 “notice bored” のように誤変換してしまうケースがあります。
- イギリス英語とアメリカ英語の差異:
- アメリカ英語では“bulletin board”という表現が一般的。試験でどちらで書くか、文脈に合わせて選ぶ必要があります。
- アメリカ英語では“bulletin board”という表現が一般的。試験でどちらで書くか、文脈に合わせて選ぶ必要があります。
- TOEICや英検などでの出題傾向:
- オフィスの備品や学校などの施設紹介などで出てくることが多い単語です。
- “Check the notice board.” のような指示表現に注意しましょう。
- オフィスの備品や学校などの施設紹介などで出てくることが多い単語です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “Notice”=「気づき・お知らせ」+ “Board”=「板」 という合成とイメージすると覚えやすいです。
- 学校や公民館など、壁に掛かっている「掲示板」を思い浮かべることで実際のイメージを得やすいでしょう。
- 「ノーティスボード(板)」とカタカナを繰り返すことで発音のリズムをつかむのも有効です。
以上が「notice board」の詳細解説です。掲示物を文字通り「板」にまとめて貼るものとして覚えるとイメージしやすいでしょう。イギリス英語圏とアメリカ英語圏で呼び方が違う点に特に注意してください。日常からビジネス、学術の場面まで幅広く使える便利な単語です。
Meaning Image
Sense(1)
掲示板(bulletin board)