Last Updated:2024/06/15

この建物は彼の名前にちなんで名付けられました。

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This building was [[named after|name after]] him.

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Source Word

name

IPA(Pronunciation)
Verb

〈他〉…に名前をつける / ...の名前を言う

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この建物は彼の名前にちなんで名付けられました。

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Explanation

1. 基本情報と概要

単語: name

品詞: 動詞 (to name)

意味(英語・日本語)


  • 英語: “to give a name to someone or something,” “to mention or specify by name,” “to appoint or designate a position or role.”

  • 日本語: 「(人や物に)名前を付ける」「名前を挙げる・特定する」「(役職などに)指名する」という意味です。

日常会話では、「生まれた子どもに名前を付ける」「ある人を特定して名前を挙げる」というような文脈で使われます。ややフォーマルな場面では、役職や責任者を「指名する」ときに用いることもあります。

動詞の活用形


  • 原形: name

  • 三人称単数現在形: names

  • 進行形: naming

  • 過去形・過去分詞形: named

他の品詞例


  • 名詞: name(名前)

  • 関連動詞: rename(名前を変更する)

  • 形容詞(派生語): nameless(匿名の・名前のない)

CEFRレベルの目安: A2(初級)

A2レベル(初級)では、基本的な動詞として「名前を付ける」「呼ぶ」などの表現が出てきます。初級学習者でも頻繁に目にする単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: name


    • 古英語 “nama” に由来し、もともとは「名前」「呼称」を意味します。


  • 接頭語・接尾語としては特に “re-” を付けて “rename”(再び名前を付ける)などの表現ができます。

派生語や関連語


  • noun: name(名詞:名前)

  • verb: rename(動詞:名前を変える)

  • adjective: nameless(形容詞:名前のない)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. name someone/something after …(…にちなんで名前を付ける)

  2. name the winner(勝者を指名する)

  3. name a price(価格を提示する)

  4. name a successor(後継者を指名する)

  5. name a date(日時を指定する)

  6. name names(名前を挙げる・密告する)

  7. name a few(いくつか例を挙げる)

  8. name an heir(相続人を指名する)

  9. name the ingredients(材料を列挙する)

  10. name a beneficiary(受益者を指名する・指定する)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語 “nama” → 中英語 “name” → 現在の “name” に至ります。ゲルマン語派の古い共通語源を持ち、「呼ぶ対象を示す」という語感が強く受け継がれています。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 「~にちなんで名付ける」などの柔らかいイメージから、「人を公式に指名する」というフォーマルな文脈まで広い範囲で使われます。

    • 口語でも文章でも使用されますが、指名のニュアンスを持つときはややフォーマルです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞タイプ: 他動詞(目的語がほぼ必須)。

  • 典型的な構文:


    1. S + name + O (人・物) “I named my dog Lucky.”

    2. S + name + O + after + 人 “They named their son after his grandfather.”

    3. S + be + named + N/形容詞句 “He was named the new manager.”


  • イディオム・定型表現:


    • “name names”:「名前を挙げる」「密告する」

    • “name the day”:「結婚式などの日取りを決める」


  • 使用シーン:


    • カジュアル: 「赤ちゃんに名前を付ける」「ペットに名前を付ける」

    • フォーマル: 「役職に指名する」「正式に選出する」



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “We’re going to name our puppy Buddy.”

    (子犬を“Buddy”と名付けるつもりなんだ。)

  2. “I can’t remember the actor’s name; can you name him?”

    (その俳優の名前が思い出せないんだけど、教えてくれる?)

  3. “They named their cat after a famous musician.”

    (彼らは有名なミュージシャンにちなんで猫に名前を付けた。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our board of directors named her as the next CEO.”

    (取締役会は彼女を次期CEOに指名しました。)

  2. “Could you name a few key competitors in the market?”

    (市場の主要な競合他社の名前をいくつか挙げていただけますか?)

  3. “We need to name a team leader for this project.”

    (このプロジェクトにチームリーダーを指名しなければなりません。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “The researcher was named in several important studies.”

    (その研究者は、いくつかの重要な研究で名指しされている。)

  2. “The committee named two scientists to receive the award.”

    (委員会は賞の受賞者として2名の科学者を指名した。)

  3. “Please name the species you observed during the field survey.”

    (フィールド調査中に観察した種の名前を挙げてください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. call(呼ぶ・名付ける)


    • 「呼びかける」というニュアンスに重きがあり、カジュアルに使われがち。

    • 例: “We call our dog Buddy.” (うちの犬を“Buddy”と呼んでいる)


  2. label(ラベルを貼る・呼ぶ)


    • ものにラベルをつける感覚。「レッテルを貼る」というネガティブな使い方をすることも。

    • 例: “Don’t label people without knowing them.”


  3. dub(~とあだ名を付ける)


    • メディアや公式の場面で、「○○という名で呼ぶ」というイメージ。やや書き言葉寄り。

    • 例: “He was dubbed ‘the king of pop’.”


反意語

動詞 “name” は「指名する・名前を付ける」なので、明確な反意語はありませんが、文脈により以下のように対比できます:


  • omit(省く): 名前を挙げない

  • anonymous / unnamed(無名の・匿名の): 名前を付けずに放置する状態


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /neɪm/

  • アクセント: 第1音節 “name” にストレスがあります(1音節なので特に変化はありません)。

  • アメリカ英語とイギリス英語: 発音の違いはほとんどなく、アメリカ英語・イギリス英語ともに /neɪm/ です。

  • よくある間違い: 日本語の「ネーム」との混同などで「ネイム」と言いにくい場合がありますが、英語では “ネイム” を意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “name” の「a」を “e” にしてしまい “neme” と書くなどの誤りがまれにあります。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、名詞の “name” と動詞の “name” の使い分けに注意しましょう。

  • 試験対策(TOEIC・英検など):


    • “be named as ~” や “name A after B” などの構文が出題されることがあります。

    • フォーマルな文脈での “name” は「指名する」「任命する」の意味として覚えておくとリーディングで役立ちます。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「誰か(何か)に 名前 を付ける」→ 動詞 “name” の行為をイメージしやすいように、「付箋を貼って“ネーム”と呼ぶ」イメージを持つと覚えやすくなります。

  • 学習テクニック:


    • “re-name” のように「再+name」の形で「新しい名前を付ける」と覚えると、接頭語 “re-” の使い方にも慣れます。

    • 実際に自分の周りの物に「名前を付ける」という英語の例文を作り、声に出してみると定着しやすいでしょう。


以上が、動詞「name」の詳細解説です。英会話やライティングでぜひ活用してみてください。

Meaning Image
name
Sense(1)

…‘に'名をつける,命名する

Sense(2)

‘の'名を言う

Sense(3)

〈人〉‘を'指名する,任命する

Sense(4)

(…に対して)…‘を'指定する《++for+

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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