Mankind has made significant advancements in technology.
mankind
1. 基本情報と概要
単語: mankind
品詞: 名詞 (不可算名詞)
意味(英語): “Mankind” generally means all human beings as a group or species.
意味(日本語): 「人類」を指し、すべての人間全体を総称した言葉です。
「すべての人間を指す」というニュアンスが強く、少し古風または文語的表現として使われることが多い単語です。
活用形:
- 原形: mankind
- 複数形は通常ありません(不可算名詞として扱われます)。
他の品詞形:
- 「humankind」(名詞): 意味はほぼ同じで、ジェンダーニュートラルな言い方として使われることが多いです。
- 「humanity」(名詞): 「人類全体」「人間性」という意味を持ち、ときに「思いやり」という意味にも使われます。
難易度(CEFR目安): B2 (中上級)
・社会や時事問題の文脈など、「人類の課題」などを英語で学ぶ場面で出てきます。
2. 語構成と詳細な意味
- 「mankind」は、もともと「man(人間)」+「kind(種類・性質)」が組み合わさってできた単語だと考えられています。
- ただし、現代の英語では「man」「kind」それぞれの意味から直結してこの語を分解することはあまりありません。
関連語・派生語
- humankind: 「人類」
- humanity: 「人類、人間性」
- man: 「男性、人間」(文脈によって使い分け)
- woman: 「女性」(mankindとの直接的な派生ではありませんが、関連単語として)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- all of mankind → 「全人類」
- the history of mankind → 「人類の歴史」
- the future of mankind → 「人類の未来」
- benefit (of) mankind → 「人類の利益」
- threat to mankind → 「人類への脅威」
- mankind’s progress → 「人類の進歩」
- mankind’s destiny → 「人類の運命」
- the survival of mankind → 「人類の生存」
- mankind’s greatest achievements → 「人類最大の業績」
- service to mankind → 「人類への奉仕」
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「mankind」という単語は、古英語で “mancynn(人間の種族)” に由来し、しだいに “man” と “kind” が結びつき「人類」を意味するようになったとされています。
ニュアンス:
- 歴史的・文学的文脈でよく使われるため、少し文語的または古風な響きをもつ場合があります。
- 日常会話では、より中立的な「humankind」や「humanity」のほうが使われる傾向があります。
- フォーマルな文章・スピーチや、歴史・文学の分野で好んで使われることがあります。
使用時の注意点:
- 「man」という部分がジェンダーを連想させるため、近年では「humankind」や「humanity」が好まれるケースが多いです。
- 科学や学術論文などでは、より一般的に「humanity」や「humankind」を用いることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
不可算名詞
「mankind」は集合概念としての「人類」を指し、多くの場合は不可算名詞として使われて複数形にはなりません。他の可算名詞との違い
たとえば「man」という可算名詞は単数/複数 (man/men) の区別ができますが、「mankind」は不可算・単数扱いです。一般的な構文例
- “Mankind has always been curious about the universe.”
(mankind が単数扱いで “has” をとる例) - “Throughout the history of mankind, …”
- “It is a threat to mankind.”
- “Mankind has always been curious about the universe.”
フォーマル / カジュアルの使い分け
- 「mankind」はややフォーマルで古典的。演説や文学的表現で使われることが多い。
- カジュアルな会話では「humanity」「humankind」のほうが耳にする機会が多い。
- 「mankind」はややフォーマルで古典的。演説や文学的表現で使われることが多い。
5. 実例と例文
日常会話
- “Some people believe technology is changing mankind for the better.”
- 「テクノロジーは人類をより良く変えている、と考える人もいるよ。」
- 「テクノロジーは人類をより良く変えている、と考える人もいるよ。」
- “Mankind has discovered so many wonders of nature.”
- 「人類は自然界の多くの驚異を発見してきたよね。」
- 「人類は自然界の多くの驚異を発見してきたよね。」
- “I’ve always been fascinated by mankind’s ability to adapt.”
- 「人類の適応能力には、いつも驚かされるよ。」
ビジネス
- “Our new product is aimed at solving some of mankind’s biggest challenges.”
- 「我々の新製品は、人類が直面する最大の課題いくつかを解決することを目指しています。」
- 「我々の新製品は、人類が直面する最大の課題いくつかを解決することを目指しています。」
- “This invention could significantly benefit mankind in the long run.”
- 「この発明は、長期的には人類に大きく貢献する可能性があります。」
- 「この発明は、長期的には人類に大きく貢献する可能性があります。」
- “Investing in alternative energy sources ensures a sustainable future for mankind.”
- 「代替エネルギー源への投資は、人類の持続可能な未来を保証します。」
学術的な文脈
- “The evolution and migration patterns of early mankind are still being studied.”
- 「初期人類の進化と移住パターンはいまだに研究され続けている。」
- 「初期人類の進化と移住パターンはいまだに研究され続けている。」
- “Philosophers often debate the inherent nature of mankind.”
- 「哲学者たちはしばしば人類の本質について議論します。」
- 「哲学者たちはしばしば人類の本質について議論します。」
- “Global warming presents a serious challenge to the survival of mankind.”
- 「地球温暖化は人類の生存にとって深刻な課題をもたらしている。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
humankind (人類)
- 「mankind」同様、全人類を意味します。ジェンダーニュートラルで現代的。
- 例: “Humankind has made remarkable progress in science in the last century.”
- 「mankind」同様、全人類を意味します。ジェンダーニュートラルで現代的。
humanity (人類 / 人間性)
- 「人類」全体という意味に加えて、「思いやり」や「人間らしさ」の意味も持ちます。
- 例: “Humanity needs to work together to solve global issues.”
- 「人類」全体という意味に加えて、「思いやり」や「人間らしさ」の意味も持ちます。
the human race (人類)
- 「レース(競争)」という語感と関係なく総称として「人類」を表す表現。
- 例: “The human race has come a long way in technology.”
- 「レース(競争)」という語感と関係なく総称として「人類」を表す表現。
反意語
- 「mankind」自体に明確な反意語はありませんが、文脈によっては「nature」(自然)や「animal kingdom」(動物界)との対比を指すことがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ˈmæn.kaɪnd/
- イギリス英語: /ˌmænˈkaɪnd/ … アクセントの位置に少し違いがあります。
- アメリカ英語: /ˈmæn.kaɪnd/
強勢(アクセント)
- アメリカ英語では単語の最初の音節“man-”に強勢が来ることが多く、“mán-kind”のように発音されます。
- イギリス英語では第二音節に強勢が来る場合もありますが、両方の発音が混在しています。
- アメリカ英語では単語の最初の音節“man-”に強勢が来ることが多く、“mán-kind”のように発音されます。
よくある間違い
- “mankind”を “mankine” や “mankand” とスペルミスする場合があります。
- “mindkind”と誤って発音してしまうことなども注意が必要です。
- “mankind”を “mankine” や “mankand” とスペルミスする場合があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “mankid”や“mankide”と書き間違えることがあります。
- 同音異義語の混同: 特になし( “mankynd”という代用スペルはありません )。
- 試験対策:
- TOEICや英検などで「人類」を表す語彙として “mankind” を知っておくと役立ちますが、最近は “humankind” や “humanity” などが出題されることも多いです。
- 文脈を問う問題で “mankind” は文学的・歴史的視点を表す表現として登場することがあります。
- TOEICや英検などで「人類」を表す語彙として “mankind” を知っておくと役立ちますが、最近は “humankind” や “humanity” などが出題されることも多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: 「mankind」は「(man)人間」+「(kind)種類=一つの種族」として、地球上に存在する「人間」の集合を指すと覚えるとよいでしょう。
- スペリングのポイント: “man” + “kind” なので、この2つの基本単語を組み合わせたと捉えると綴りを覚えやすいです。
- 勉強テクニック:
- 「man」と「kind」の間を意識して区切って読んでみる。
- 例文と一緒に覚える(“Mankind has existed for thousands of years.” など)。
- 「man」と「kind」の間を意識して区切って読んでみる。
以上が「mankind」の詳細解説です。日常会話ではややフォーマルに聞こえることが多いので、状況に応じて「humanity」「humankind」などと使い分けてみてください。
《集合的に》人類(human race),人間(human beings)
《まれ》《集合的に》男性,男子(men)