With only five euros left in her wallet, Sarah frantically searched for the nearest cashpoint to avoid being stranded for the rest of her evening.
cashpoint
1. 基本情報と概要
単語: cashpoint
品詞: 名詞(可算名詞)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
英語での意味: A cash machine or an ATM (especially used in British English)
日本語での意味: 現金自動預払機(特にイギリス英語で使われる表現)
「cashpoint」はイギリス英語でよく使われる単語で、ATM(現金自動預払機)、あるいは「cash machine」と同じ意味です。お金を引き出すための機械・場所を指します。日常的に「I need to go to the cashpoint.(キャッシュポイントに行かなきゃ)」のように使われ、カジュアルな会話にも登場します。
活用形
- 単数形: a cashpoint
- 複数形: cashpoints
「cashpoint」は動詞形や形容詞形はありません。似た意味の言葉に「ATM」や「cash machine」があり、これらは同じ名詞として使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- cash: 現金
- point: 点・場所
2つの単語がくっついて「現金を取り扱う場所」という意味合いを持つようになっています。
ほかの単語との関連性
- ATM: “Automated Teller Machine” の略。アメリカ英語を中心に広く使われる。
- cash machine: イギリス英語で「cashpoint」と同義。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- withdraw money from a cashpoint
(キャッシュポイントでお金を引き出す) - go to the nearest cashpoint
(最寄りのキャッシュポイントへ行く) - find a cashpoint nearby
(近くのキャッシュポイントを探す) - queue at the cashpoint
(キャッシュポイントで列に並ぶ) - cashpoint limit
(キャッシュポイントでの引き出し限度額) - cashpoint charges
(キャッシュポイント利用手数料) - cashpoint card
(キャッシュポイントで使用するカード) - locate a cashpoint
(キャッシュポイントの位置を確認する) - cashpoint out of service
(キャッシュポイントが故障中・使用不可である) - free-to-use cashpoint
(手数料無料のキャッシュポイント)
3. 語源とニュアンス
語源
- cash は古フランス語などを経て英語に取り入れられ、現金を意味します。
- point はラテン語を起源に持ち、「点
,
場所"などを意味します。 - これらが組み合わさり、イギリスで「現金を取り扱う(受け取る)場所」として、ATMのことを指すようになりました。
ニュアンス・使用時の注意
- 「cashpoint」は主にイギリス英語での呼び方で、アメリカ英語では「ATM」が一般的です。
- 口語的でカジュアルな場面で非常によく使われますが、フォーマルな文書でも意味は通じます。
- 「cashpoint」は商標として使われることもあり、地名や銀行の名称と結びついて使われる場合があります。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞)として扱われ、使うときは “a cashpoint” あるいは “the cashpoint” のように冠詞を伴います。
- 「the nearest cashpoint」のように「最寄りの」「近くの」などの修飾語をつけて日常会話で多用されます。
イディオム・構文例
- “I’m off to the cashpoint.”
(キャッシュポイントに行ってくるね。) - “Have you got a cashpoint around here?”
(この辺りにキャッシュポイントはありますか?)
フォーマルな文章よりも、日常会話やインフォーマルな場面で使われることが多い言葉です。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “I need to stop by the cashpoint before we head to the restaurant.”
(レストランに向かう前にキャッシュポイントに寄らなきゃ。) - “There’s a long queue at the cashpoint. Let’s try another one.”
(キャッシュポイントに長い列ができてるよ。他を探してみよう。) - “I forgot to bring cash. Do you know where the nearest cashpoint is?”
(現金を持ってくるのを忘れた。最寄りのキャッシュポイントはどこか知ってる?)
ビジネスでの例文(3つ)
- “Our office is conveniently located near several cashpoints.”
(当社のオフィスは複数のキャッシュポイントが近くにあり便利です。) - “Please note that the cashpoint in the lobby may charge a withdrawal fee.”
(ロビーのキャッシュポイントは引き出し手数料がかかる場合がありますのでご注意ください。) - “Could you check if the cashpoint outside is still operational?”
(外のキャッシュポイントがまだ稼働しているか確認してもらえませんか?)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
- “According to the survey, the increased presence of cashpoints has stimulated local economic activity.”
(調査によると、キャッシュポイントの増加が地域経済活動を活性化させたとされています。) - “Many rural areas lack access to a nearby cashpoint, posing challenges for residents without reliable transportation.”
(多くの地方部では近隣にキャッシュポイントがなく、交通手段が限られる住民にとって課題となっている。) - “Regulators are considering policies to ensure fair cashpoint fees in low-income neighborhoods.”
(規制当局は低所得地域におけるキャッシュポイント手数料の公正性を確保するための方針を検討している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- ATM(エーティーエム)
- アメリカ英語でよく使われる。最も一般的な言い方。
- 例文: “Where is the nearest ATM?”(最寄りのATMはどこですか?)
- アメリカ英語でよく使われる。最も一般的な言い方。
- cash machine(キャッシュマシーン)
- イギリス英語でも使われ、「cashpoint」とほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- 例文: “I’ll just pop into the cash machine on my way.”(途中でキャッシュマシーンに寄っていくね。)
- イギリス英語でも使われ、「cashpoint」とほぼ同じ意味。より一般的な表現。
- hole in the wall(ホール・イン・ザ・ウォール)
- イギリスの口語スラングで、ATMを指すことがある。
- イギリスの口語スラングで、ATMを指すことがある。
反意語
- 反意語は特になし(「お金を引き出す」機能を反対に表す単語は一般的ではありません)
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈkæʃpɔɪnt/
- アクセント(強勢)は cash の第1音節 “kæsh” に置かれます。
- アメリカ英語とイギリス英語で発音に大きな差はありませんが、イギリス英語では /ɔɪ/ の発音がやや明確に響く傾向があります。
- よくある間違いとして、語頭の
cash
が [kaʃ] ではなく [kʊʃ] と混同されたり、point
との繋ぎが不明瞭になったりすることに注意してください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “cashpoint” を “cashpiont” と書き間違えたり、間にハイフンを入れて “cash-point” としてしまうことがあります。
- 同音異義語: とくにありませんが、「cash」自体が “cache” (隠し場所, コンピュータのキャッシュ) と混同されることがあります。
- 地域差: イギリスへ旅行や留学する方は「ATM」より「cashpoint」や「cash machine」という表現を見かけることが多くなります。TOEIC・英検などでは、通常「ATM」の方が一般的な表記として見られますが、「cashpoint」という単語を答えさせる問題が出る可能性もゼロではありません。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「cashpoint」は「cash」+「point」、「現金を取り出すポイント(場所)」とイメージすると覚えやすいです。
- イギリスでよく見かける単語なので、映画やドラマで「cash machine」や「cashpoint」が登場したら意識して聞いてみると記憶に残りやすいでしょう。
- 「お金をゲットする場所 → cash + point」という語を思い浮かべれば、スペリングや発音も思い出しやすくなります。
以上が名詞「cashpoint」の詳細解説です。ATMという言葉に比べると地域限定的ではありますが、イギリス英語に触れる機会がある方にはぜひ覚えておきたい単語です。