Source Word
warmly
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: warmly
品詞: 副詞 (Adverb)
意味(英語): in a way that shows friendliness, affection, or enthusiasm
意味(日本語): 親しみや温かさ、熱意をもって行う様子を表す。たとえば「温かく迎える」「優しく微笑む」といった行為の仕方を示すときに使われます。
使いどころとしては、「人を温かく歓迎する」「優しい態度で応じる」など、感情的な暖かさや思いやり感を強調したいときに用いる言葉です。
- 活用形: 副詞なので直接活用形はありませんが、形容詞「warm」(温かい・暖かい) から派生しています。
- 他の品詞形:
- 形容詞: warm (例: a warm greeting「温かいあいさつ」)
- 動詞: to warm (例: to warm up the room「部屋を暖める」)
- 名詞: warmth (温かさ)
- 形容詞: warm (例: a warm greeting「温かいあいさつ」)
CEFRレベル:
- B1:中級 → 日常会話で感情や親しみを表現するのに使われる単語。多くの英語学習者にとっては比較的理解しやすいレベルの表現。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- warm (形容詞・動詞) + -ly (副詞化の接尾語)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- greet warmly(温かく迎える)
- smile warmly(温かく微笑む)
- speak warmly of someone(〜について温かく話す)
- thank someone warmly(心から感謝する)
- embrace warmly(熱く抱きしめる)
- reply warmly(あたたかく応える)
- congratulate warmly(温かい言葉でお祝いする)
- dress warmly(暖かい服装をする)
- encourage someone warmly(あたたかく励ます)
- welcome someone warmly(あたたかく歓迎する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「warm」は古英語の wearm から来ており、温度的な暖かさを指すと同時に、比喩的に「思いやり」「親切さ」のニュアンスも含む言葉に発展してきました。
- ニュアンス: 「warmly」は特に「優しく」「親しみをこめて」「思いやりを持って」という感情的な温かさを暗示します。丁寧かつ親しみを持って対応するシーンでよく使われます。
- 使用時の注意: 主に口語でも文章でも使われますが、文面でも相手の心を和ませるようなニュアンスを加えたいときに有効です。カジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、「ややポジティブ・好意的な響き」があるため、ネガティブな文脈ではあまり使いません。
4. 文法的な特徴と構文
- 副詞なので動詞・形容詞などを修飾し、程度や様子を説明します。
- 文脈によって人の振る舞い・感情表現・行為の仕方を示すのに使われます。
- カジュアル・フォーマル両方で使用可能。丁寧な手紙やメールの締めくくり (e.g., “Thank you warmly,” “Yours warmly”) としても使えますが、これはやや文語的・感情的な表現となります。
構文例:
- S + V + warmly.
- “She thanked him warmly.”
- “She thanked him warmly.”
- S + warmly + V + O.
- “They warmly welcomed the new team member.”
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “He always greets me warmly when I come home.”
- 「彼は私が帰ってくるといつも温かく迎えてくれます。」
- 「彼は私が帰ってくるといつも温かく迎えてくれます。」
- “My grandmother smiled warmly when she saw me.”
- 「祖母は私を見て、温かく微笑んでくれました。」
- 「祖母は私を見て、温かく微笑んでくれました。」
- “If you dress warmly, you won’t catch a cold.”
- 「暖かい格好をすれば、風邪をひかないよ。」
ビジネス (フォーマル寄り)
- “They warmly accepted our proposal in the meeting.”
- 「彼らは会議で私たちの提案を温かく受け入れてくれました。」
- 「彼らは会議で私たちの提案を温かく受け入れてくれました。」
- “We would like to warmly welcome you to our company.”
- 「心より弊社へようこそと申し上げます。」
- 「心より弊社へようこそと申し上げます。」
- “She was warmly endorsed by her colleagues for the new position.”
- 「彼女は新しい役職に対して同僚たちから温かい支持を受けました。」
学術的・書面 (やや硬めの文脈)
- “The research findings were warmly received by the academic community.”
- 「その研究結果は学界から温かい評価を受けました。」
- 「その研究結果は学界から温かい評価を受けました。」
- “He was warmly congratulated by scholars around the world for his achievement.”
- 「彼の業績は世界中の研究者たちから温かく祝福されました。」
- 「彼の業績は世界中の研究者たちから温かく祝福されました。」
- “Her paper was warmly acknowledged in several journals.”
- 「彼女の論文は複数の学術誌で好意的に言及されました。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- kindly(親切に)
- 「warmly」は感情がこもった温かさを強調し、「kindly」は親切心そのものを強調します。
- 「warmly」は感情がこもった温かさを強調し、「kindly」は親切心そのものを強調します。
- cordially(心から)
- 「cordially」はややフォーマルよりで、公式な挨拶・手紙の末尾などに多用されます。暖かさというよりは「心を込めて」というニュアンス。
- 「cordially」はややフォーマルよりで、公式な挨拶・手紙の末尾などに多用されます。暖かさというよりは「心を込めて」というニュアンス。
- affectionately(愛情をこめて)
- 「affectionately」は「愛情深く」を意味し、家族や親しい間柄でよりロマンチック/親密に使われます。
反意語 (Antonyms)
- coldly(冷たく)
- 感情表現が冷ややか、よそよそしい様子。
- 感情表現が冷ややか、よそよそしい様子。
- indifferently(無関心に)
- 相手に対して特に関心や感情を示さない様子。
- 相手に対して特に関心や感情を示さない様子。
- unpleasantly(不快に)
- 相手や状況に対して不快感を伴った態度。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈwɔːrmli/ (アメリカ英語) /ˈwɔːmli/ (イギリス英語)
- アクセント: 最初の “warm” の部分に強勢が置かれます (WARMLY)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語 (/ˈwɔːrmli/) は “r” の音がはっきりと発音されます。
- イギリス英語 (/ˈwɔːmli/) は “r” が弱めに、あるいはほぼ発音されないことが多いです。
- アメリカ英語 (/ˈwɔːrmli/) は “r” の音がはっきりと発音されます。
- よくある間違い: “war-” の部分を「ウォー」ではなく、「ウォーム」のイメージで発音しがちですが、実際は短めの“warm” + “ly”に注意します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「warmly」を「warmley」や「warmy」と書いてしまう失敗があるので注意。
- 同音/類似表記との混同: “warm” と “worm” (虫) はスペル・発音が似ているようで違います。 /wɔːrm/ 対 /wɜːrm/ (英) あるいは /wɝːm/ (米)。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニング・リーディングで、「ポジティブな態度を表す修飾語」としてしばしば出題される可能性があります。場面の文脈で「warmly」が「冷たく」なのか「温かく」なのかを問う問題が出ることもあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 連想イメージ: 「冬の寒い日、温かい飲み物を差し出される」イメージで思い出してみましょう。心も体も“warmly”な状態になる感じです。
- スペリングのポイント: もとの形容詞 “warm” に、副詞を作る “-ly” をつけるだけ。
- 勉強テクニック:
- フレーズで覚える: “warmly welcome,” “warmly greet,” “warmly thank” など、決まり文句を何度も口に出すと定着しやすいです。
- “warm” から “warmth,” “warmly,” “warm up,” “warm-hearted” など派生形をセットで覚えると理解が深まります。
- フレーズで覚える: “warmly welcome,” “warmly greet,” “warmly thank” など、決まり文句を何度も口に出すと定着しやすいです。
以上が副詞 warmly の詳細解説です。人に対する温かい気持ちや快い迎え方など、前向きなニュアンスを添えるうえで便利な表現なので、ぜひいろいろな場面で使ってみてください。
Meaning Image
Sense(1)
暖かく
Sense(2)
熱心に;興奮して
Sense(3)
心から,親に