Source Word
reunify
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: reunify
品詞: 動詞 (Verb)
意味 (英語): to bring together again into a single entity or group
意味 (日本語): 再び一つにまとめる、再統一する
「reunify」は、「以前に一つだったものが分裂した後に、もう一度一つにまとめる」というニュアンスを持つ単語です。たとえば、国家や組織、家族などが分裂・分離した場合に、それらを再び統合する場面で用いられます。
活用形
- 現在形: reunify
- 過去形: reunified
- 過去分詞形: reunified
- 現在進行形: reunifying
- 三人称単数現在形: reunifies
- 現在形: reunify
同じ語幹から派生した他の品詞の例
- 名詞: reunification (再統合、再統一)
- 形容詞: reunified (再統一された) など
- 名詞: reunification (再統合、再統一)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
- B2(中上級):議論のあるトピックや抽象的な内容でも比較的スムーズに理解し、自分の意見を述べられるレベル。国家の統一や組織の再編成など、少し専門的な内容を扱う動詞としては、このレベルが目安となります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- re- (再び) + unify (一つにする)
- 「re-」は「再び」という意味を持つ接頭語で、「unify」は「一つにする」という意味の動詞です。
- re- (再び) + unify (一つにする)
派生語・類縁語
- unify(統一する)
- reunion(再会、再結集)
- unification(統合、統一)
- reunification(再統合、再統一)
- unify(統一する)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選
- “attempt to reunify the country”(国の再統合を試みる)
- “call for reunification”(再統一を呼びかける)
- “pledge to reunify”(再統一を誓う / 約束する)
- “efforts to reunify the nation”(国を再統一するための努力)
- “successfully reunify”(再統一に成功する)
- “fail to reunify”(再統一に失敗する)
- “push for reunification”(再統一を強く推し進める)
- “the movement to reunify”(再統一を目指す運動)
- “political reunification process”(政治的再統一プロセス)
- “reunify a divided region”(分断された地域を再統一する)
- “attempt to reunify the country”(国の再統合を試みる)
3. 語源とニュアンス
語源
- 「re-」は「再び」や「戻る」の意味を含むラテン系の接頭語。
- 「unify」の語源は、ラテン語の「unus(1つ)」に由来し、「~する」という意味を持つ接尾語「-fy」がついて「一つにする」という意味を表します。
- 「re-」は「再び」や「戻る」の意味を含むラテン系の接頭語。
歴史的な使用例とニュアンス
- 国家や組織の統一が行われるときによく使われる語です。ドイツ再統一(German reunification)など、大きなスケールの分裂と統合を表す場合に使われがちです。
- 国や地域など、規模の大きい再統一を指す場合にフォーマルな響きを持つ傾向がありますが、小規模な集団、組織、あるいは家族などでも使われることがあります。
- 国家や組織の統一が行われるときによく使われる語です。ドイツ再統一(German reunification)など、大きなスケールの分裂と統合を表す場合に使われがちです。
使用時の注意点
- 政治的・歴史的な文脈では特にフォーマルな響きをもつため、カジュアルすぎる状況では若干不自然になることがあります。
- ただし家族や友人などの再結集にも使われる場合は、より日常レベルの表現として「あらためて一つになる」というニュアンスで使うことも可能です。
- 政治的・歴史的な文脈では特にフォーマルな響きをもつため、カジュアルすぎる状況では若干不自然になることがあります。
4. 文法的な特徴と構文
文法上の分類: 他動詞 (目的語を取りやすい)
- 例: “They plan to reunify the two regions.”(2つの地域を再統一する計画だ)
構文パターン
- “reunify + 目的語”
- 例: “They hope to reunify the country.”
- 例: “They hope to reunify the country.”
- “reunify + A with/and + B”
- 例: “The leaders are working to reunify the north and the south.”
- “reunify + 目的語”
フォーマル / カジュアル
- 国家レベルなど大きなスケールではフォーマルな文脈で使われることが多いです。
- 個人レベルでも使えますが、やや硬めの印象があります。
- 国家レベルなど大きなスケールではフォーマルな文脈で使われることが多いです。
5. 実例と例文
(1) 日常会話
- “I heard your cousins are trying to reunify the whole family for the holidays.”
- (いとこたちが、ホリデーに向けて家族を再び集めようとしているんだって。)
- (いとこたちが、ホリデーに向けて家族を再び集めようとしているんだって。)
- “After years of living apart, they finally decided to reunify under one roof.”
- (何年も離れて暮らしていたけれど、とうとう同じ家で一緒に暮らすことにしたんだ。)
- (何年も離れて暮らしていたけれど、とうとう同じ家で一緒に暮らすことにしたんだ。)
- “We want to reunify our friend group after that big argument.”
- (あの大喧嘩の後、私たちは友達グループを再び仲直りさせたいと思ってるの。)
(2) ビジネス
- “The board aims to reunify the company branches into a single headquarters.”
- (取締役会は会社の支社を一つの本部に再編しようと考えている。)
- (取締役会は会社の支社を一つの本部に再編しようと考えている。)
- “It took months of negotiation to reunify the two competing divisions.”
- (競合していた2つの部門を再統合するのに数か月の交渉が必要だった。)
- (競合していた2つの部門を再統合するのに数か月の交渉が必要だった。)
- “We’re working on a strategy to reunify our brand image across all platforms.”
- (すべてのプラットフォームでブランドイメージを再統一する戦略に取り組んでいます。)
(3) 学術的な文脈
- “Historians often debate the factors that led to the decision to reunify the empire.”
- (歴史家たちは、その帝国を再統一する決断に至った要因についてよく議論する。)
- (歴史家たちは、その帝国を再統一する決断に至った要因についてよく議論する。)
- “This paper analyzes attempts by diplomatic figures to reunify the region in the 19th century.”
- (本稿は、19世紀にその地域を再統一しようとした外交官たちの試みを分析する。)
- (本稿は、19世紀にその地域を再統一しようとした外交官たちの試みを分析する。)
- “The study explores the long-term economic effects of governments that manage to reunify divided territories.”
- (この研究は、分断された領土を再統一することに成功した政府の長期的な経済効果を探求する。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- reunite(再会する、再統合する)
- 個人や組織の再会を指し、ややカジュアルな響き。
- 個人や組織の再会を指し、ややカジュアルな響き。
- bring together again(再び集める)
- より口語的。
- より口語的。
- consolidate(統合する)
- 一般的に「強化する」「統合する」の意味が強くフォーマル。
- reunite(再会する、再統合する)
反意語 (Antonyms)
- separate(分ける、引き離す)
- divide(分割する)
- split(分裂する、割る)
- separate(分ける、引き離す)
ニュアンスの違い
- “reunify” は「もともと一つだったものが、再び一つになる」ことを強調。
- “reunite” は家族や友人など、人同士の再会にも広く使われる一方、国や組織でも使える。若干カジュアルな場面にも対応。
- “consolidate” は「(力や資源を)一つにまとめて強化する」イメージが強め。
- “reunify” は「もともと一つだったものが、再び一つになる」ことを強調。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˌriːˈjuːnɪfaɪ/
- アメリカ英語・イギリス英語でおおむね同じ発音です。
- アメリカ英語・イギリス英語でおおむね同じ発音です。
- 強勢(アクセント): 第二音節の “u(n)” の部分「-u-」に主要なストレスがあります。(“re-U-ni-fy”)
- よくある発音ミス
- “re” の部分を弱く発音しすぎたり、 “u” の音の長さを短くしすぎると通じにくいことがあります。
- “fy” の部分を “ファイ”としっかり発音すると明瞭に聞こえます。
- “re” の部分を弱く発音しすぎたり、 “u” の音の長さを短くしすぎると通じにくいことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “reunify” の “u” と “i” の位置を取り違えて “reinfy” や “reunfy” などと書かないように注意。
- 同音異義語との混同: 特に “reunite” と混同しやすいですが、意味は近いもののスペルとニュアンスに違いがあります。
- 試験対策・資格試験:
- 英検やTOEICでは、政治や経済に関する文章の中で国や組織の統合について触れる際に出題される可能性があります。
- “reunification” や “reunited” など、派生形の使用例にも注意するとよいでしょう。
- 英検やTOEICでは、政治や経済に関する文章の中で国や組織の統合について触れる際に出題される可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ: バラバラになったパズルのピースを「もう一度(re-)」一つにまとめる「unify」という絵を頭に思い浮かべると覚えやすいです。
- スペリングのポイント: 「re + uni + fy」と分割して「もう一度 + 一つに + する」と語源から理解すると、意味とつながりやすく記憶に残ります。
- 勉強テクニック: ニュース記事や歴史の文脈で「reunify」や「reunification」を探して、実際の用例を頻繁に目にすると自然と定着しやすくなります。
以上が、動詞 “reunify” の詳しい解説です。主に国家や組織などを「もともと一つだったものを再びまとめる」場面で使われるため、政治や歴史のトピックを読む際に出会うことが多い言葉です。ぜひ、関連する派生語とあわせて学習してみてください。
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