Last Updated:2025/09/20
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Source Word

liar

IPA(Pronunciation)
Noun

『うそつき』

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Explanation

1. 基本情報と概要

単語: liar

品詞: 名詞 (countable noun)

英語の意味: A person who tells lies.

日本語の意味: うそつき、嘘をつく人

「事実と異なることを言う人」を指します。相手を強く非難するニュアンスを含むことも多いです。日常会話では「うそつき!」という強めの表現として使われるため、相手との関係性や状況には注意が必要です。

活用形:


  • 単数形: liar (A liar)

  • 複数形: liars (They are liars)

他の品詞への派生例:


  • 動詞: lie (嘘をつく)


    • 例: lie – lied – lied – lying


  • 形容詞: lying (嘘をついている、嘘の)


    • 例: a lying statement (嘘の陳述)


CEFRレベル目安: B1 (中級)

普段の会話に出てくる単語であり、映画やドラマなどでもよく耳にするため、中級レベルで学ぶことが多い単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 語幹: lie (嘘、嘘をつく)

  • 接尾語: -ar (人を表す名詞を作る走感のある接尾語。ただし、現代英語では頻繁には使われません)

派生語や類縁語:


  • lie (動詞) : 嘘をつく

  • lying (形容詞/動名詞) : 嘘をついている、嘘を言うこと

  • liar’s paradox (名詞): 「嘘つきのパラドックス」

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. big fat liar —「とんでもない嘘つき」

  2. pathological liar —「病的に嘘をつく人」

  3. call someone a liar —「人を嘘つき呼ばわりする」

  4. accuse someone of being a liar —「誰かを嘘つきだと非難する」

  5. compulsive liar —「嘘をつかずにいられない人」

  6. catch someone lying —「誰かが嘘をついているところを見つける」

  7. confront a liar —「嘘つきに対峙する」

  8. proven liar —「嘘つきだと証明された人」

  9. brand someone as a liar —「誰かを嘘つきのレッテルを貼る」

  10. “Liar, liar, pants on fire!” —「嘘つきは誰だ?」(子どもがからかうときの表現)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古英語 “lēogere” (嘘をつく者) から派生し、Middle English (中英語) で “lier” となり、綴りと発音が変化して “liar” になりました。

歴史的推移:


  • 古くから「嘘をつく人」を表す直接的な名詞として利用されてきました。

ニュアンスと使用時の注意:


  • 相手を直接「嘘つき」と呼ぶのは強い非難を示します。口語では相当カジュアルかつ感情的な表現として扱われ、フォーマルな文章や場ではあまり使われない傾向にあります。公共の場よりも、知り合い同士や友人間、あるいは感情的な場面で耳にすることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 複数形は “liars” です。

  • “He is a liar” のように冠詞 (a/an) を伴って単数形で使われるのが普通です。

  • フォーマルな場では、嘘をついた行為そのものを指摘する表現を使い、「嘘つき」呼ばわりは避けることが多いです(例:「He wasn’t being truthful」など)。

よく使われる構文やイディオム


  1. call someone a liar —「人を嘘つきと呼ぶ」

  2. label someone a liar —「人を嘘つきだと決めつける」

  3. so-and-so turned out to be a liar —「〜は嘘つきであることが判明した」


5. 実例と例文

(1) 日常会話 (カジュアルシーン)


  1. “Stop lying. You’re such a liar!”


    • 嘘をやめてよ。ほんとに嘘つきなんだから!


  2. “I can’t trust him anymore; he’s a liar.”


    • 彼のこともう信じられない。嘘つきなんだよ。


  3. “Don’t call me a liar without proof.”


    • 証拠もないのに、嘘つき呼ばわりしないでよ。


(2) ビジネスシーン


  1. “I wouldn’t go so far as to call him a liar, but his figures don’t add up.”


    • 彼を嘘つきとまで呼ぶつもりはありませんが、彼の数字は合わないですね。


  2. “Accusing a colleague of being a liar is a serious allegation.”


    • 同僚を嘘つき呼ばわりするのは深刻な告発です。


  3. “Let’s address the discrepancies rather than labeling anyone a liar.”


    • 誰かを嘘つきと決めつけるのではなく、相違点をきちんと話し合いましょう。


(3) 学術的/フォーマルシーン


  1. “In philosophy, the ‘liar paradox’ challenges the concept of absolute truth.”


    • 哲学では「嘘つきのパラドックス」が絶対的な真実の概念に疑問を投げかけます。


  2. “The term ‘liar’ carries a strong moral judgment in ethical studies.”


    • 倫理学では、“liar”という語は強い道徳的評価を伴います。


  3. “When assessing credibility, being labeled a ‘liar’ can permanently damage an individual’s reputation.”


    • 信頼性を評価する際、「うそつき」とみなされることは、その人の評判に永久的なダメージを与えかねません。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. fibber (ちょっとした嘘をつく人)


    • 口語的で、嘘の程度も軽めの意味合い。


  2. deceiver (人を騙す人)


    • 相手を騙す行為を強調する響き。


  3. fabricator (でっち上げる人)


    • 事実でないことを作り上げるというニュアンスが強い。


反意語 (Antonyms)


  1. truth-teller (真実を語る人)

  2. honest person (誠実な人)

ニュアンスの違い:


  • “liar” はあからさまに真実を曲げる人を指すため、対義語は「真実をありのまま語る」「誠実」といった誠意・正直さを示す表現が挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈlaɪ.ɚ/ または /ˈlaɪ.ər/

    • イギリス英語: /ˈlaɪ.ə/


  • 強勢 (アクセント): “liar” の “laɪ” の部分に強勢がきます。


  • よくある発音の間違い: “liar” と “lyre (リュア、竪琴)” は発音が似ていますが、意味がまったく異なるので混同に注意が必要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “lier” と書いてしまう。正しくは “liar”。

  2. 同音異義語との混同: “liar” (嘘つき) と “lyre” (弦楽器、リラなど)。

  3. 使いどころに注意: 相手に直接 “You’re a liar” と言うのは強い表現。失礼と取られる場合が多いので、場面・関係性をよく考慮する。

  4. 試験対策: TOEIC・英検などでは、文章中の人物の性格や行動を表す際に登場する可能性があります。また、リスニングで「ライアー」と聞こえた時に意味を取り違えないよう注意が必要です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方イメージ: 「嘘をつく人は“ライアー”→ “ライヤー”と音で覚え、一緒に “嘘” を表す ‘lie (ライ)’ を紐づける。

  • 関連ストーリー: 映画タイトルや有名なフレーズ “Liar, Liar” (ジム・キャリー主演のコメディ映画) から覚えると印象に残りやすいです。

  • スペリングのポイント: “lie” + “-ar” で “liar”。「lie + r」ではなく、母音 “a” が入るのを忘れないようにしましょう。


以上が “liar” の詳しい解説です。相手を強く否定する表現として感情的に使われることが多いので、使用の際は注意が必要です。一方でネイティブの会話や文学作品でも頻出する単語なので、意味やニュアンスをしっかり理解しておきましょう。

Meaning Image
liar
Sense(1)

うそつき

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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