Last Updated:2025/10/15

…‘を'ぞっとさせる,こゎがらせる(frighten) / 《階》…‘を'あきれさせる

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Source Word

horrify

IPA(Pronunciation)
Verb

…‘を'ぞっとさせる,こゎがらせる(frighten) / 《階》…‘を'あきれさせる

What is this buttons?

そのホラー映画はあなたをぞっとさせるでしょう。

What is this buttons?
Explanation

以下では、動詞 “horrify” について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: horrify

品詞: 動詞 (transitive, 他動詞)

意味(英語で):

To cause someone to feel extremely shocked, frightened, or disgusted.

意味(日本語で):

人を非常にショックを受けさせたり、恐怖を与えたり、嫌悪感を抱かせたりすること。「怖がらせる」「ゾッとさせる」といったニュアンスの動詞です。相手が怖いと感じるだけでなく、嫌悪や強い不快感を与える場合にも使われます。

理解のポイント:

・恐怖や嫌悪を「引き起こす」「巻き起こす」イメージ

・ホラー映画や恐ろしいニュース、人を驚かせる話題に使われやすい

・聞いた相手の反応が強烈になる場合が多い

動詞の活用形:


  • 現在形: horrify

  • 三人称単数現在形: horrifies

  • 現在分詞 / 動名詞: horrifying

  • 過去形 / 過去分詞: horrified

他の品詞への派生例:


  • 形容詞: horrifying (恐れを与えるような)、horrified (恐怖を感じた状態)

  • 名詞: horror (恐怖、嫌悪)

CEFRレベル目安: B2(中上級)

(「恐怖を与える」といった否定的な感情や反応を表す比較的抽象的な単語のため)


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語など


  • 語幹: horr- (ラテン語由来で「毛が逆立つような恐れ」を意味する語源)

  • 接尾語: -ify (英語では「~にする」「~を引き起こす」の意味を持つことが多い)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選


  1. horrify someone → (人)を恐れさせる

  2. be horrified at/by something → ~にぞっとする / ~にひどく驚く

  3. absolutely horrify → 完全に恐れを抱かせる

  4. horrify the public → 一般の人々を怖がらせる

  5. news/story that horrifies → ぞっとするようなニュース/物語

  6. horrify an audience → 観衆を怖がらせる

  7. be horrified to see… → …を見てぞっとする

  8. the result horrified us → その結果は私たちに恐怖を与えた

  9. horrify one’s parents → 親をゾッとさせる

  10. be horrified at the idea → その考えにぞっとする


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語 “horrēre”(毛が逆立つ、怖がる)から派生。

  • 当初は「毛が逆立つような恐怖」を意味し、 “horror” という名詞形を経て “horrify” という動詞形が発達した。

ニュアンス・使用時の注意点


  • “shock” や “frighten” に似ていますが、“horrify” はかなり強い表現で、場面によっては「ひどくぞっとする」レベルの嫌悪感や恐怖心を伴います。

  • カジュアルな表現からフォーマルな状況まで広く使われますが、内容はネガティブで強烈。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): 「人」や「モノ」に対して「恐怖を与える」イメージの場合が多い。目的語は、人や集団、時には抽象的な概念にもなる。


    • 例: “The news horrified everyone.” (そのニュースはみんなをぞっとさせた)


  • “be horrified (by/at)” の形で受動態として使われることも多い。


    • 例: “I was horrified by the scene.” (その光景にゾッとした)


イディオム・一般的な構文


  • be horrified at/by: ~にゾッとする

  • horrify someone to death: 誰かを死ぬほど怖がらせる(誇張表現)

使用シーンはフォーマル・カジュアルともに使われやすいですが、内容は強めにネガティブです。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “That horror movie last night really horrified me.”

    昨夜のホラー映画は本当にゾッとしたよ。


  2. “I didn’t mean to horrify you. I just thought the story was interesting.”

    君を怖がらせるつもりはなかったんだ。ただその話が面白いと思っただけで。


  3. “She was horrified when she saw the spider on her pillow.”

    彼女は枕元にクモを見つけてゾッとした。


ビジネス (少しフォーマル)


  1. “The disturbing report could horrify potential investors.”

    その不穏な報告書は、潜在的な投資家をぞっとさせる可能性があります。


  2. “It horrified the team to discover a major flaw in the product.”

    製品に重大な欠陥があるとわかり、チームはひどく驚かされました。


  3. “We are horrified by the unethical practices uncovered in the audit.”

    監査で明るみに出た非倫理的な行為に、私たちはぞっとしています。


学術的な文脈 (フォーマル)


  1. “The scientific community was horrified by the unethical experimentation.”

    科学界は、その非倫理的な実験に対して強い嫌悪感を抱きました。


  2. “Historians are often horrified by the brutal events described in ancient texts.”

    歴史学者たちは、古代の文献に記された残虐な出来事にしばしばゾッとしています。


  3. “The findings of this study may horrify those who advocate for stricter regulations.”

    この研究結果は、より厳しい規制を提唱する人々をひどく驚かせるかもしれません。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. terrify (~を怖がらせる)


    • 恐怖の度合いが非常に強い。「すっかり怯えさせる」イメージ。


  2. frighten (~を怖がらせる)


    • 比較的一般的な言い方で「ギョッとさせる」「おびえさせる」。


  3. scare (~を怖がらせる)


    • 日常的に使いやすい。「驚かせる」に近い。


  4. shock (~にショックを与える)


    • 「驚かせる」要素が強い。「恐怖」よりも「驚き」や「動揺」のニュアンスが強い場合に使う。


  5. appall (~を愕然とさせる)


    • 「非常にショックを与える」ニュアンスで、恐怖というより嫌悪感が強い場合に用いられることが多い。


反意語 (Antonyms)


  • reassure (安心させる)

  • comfort (慰める)

“horrify” は「恐怖やショックを与える」なので、その反対としては「安心させる」「慰める」などが考えられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号): /ˈhɒr.ɪ.faɪ/ (イギリス英語), /ˈhɔːr.ɪ.faɪ/ または /ˈhɑːr.ɪ.faɪ/ (アメリカ英語)

  • アクセント(強勢)の位置: 最初の “hor-” に強勢が置かれます: HOR-rify

  • よくある間違い:


    • “ホリファイ” ではなく、日本語的に伸ばし過ぎないように注意 ( “ハーリファイ” とならないよう意識する)



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス:

    ・“horify” と書き間違えたり、 “horrify” の “rr” を一つだけにしてしまうミス。

  2. 同音異義語の混同:

    ・“horror” (名詞: 恐怖) と混同しない。 “horror” は名詞、 “horrify” は動詞。

  3. TOEIC・英検などでの出題傾向:

    ・感情を表す形容詞・動詞の中で、どの程度の強さで相手を怖がらせるかを選ばせる問題が出る場合がある。 “terrify/frighten/horrify” の程度の違いなど。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: “horr” (毛が逆立つ)→ 「ギョッとする」「毛が逆立つほど怖い」の連想が覚えやすい。

  • スペリングのコツ: horror + ify(~にする) → horr + i + fy → horrify

  • 勉強テクニック:


    • 「ホラー映画を見ると “horrify” される」とイメージする。

    • ショックや嫌悪を「引き起こす」ニュアンスで “-ify” 系統の単語(例:identify, clarify など「~にする」)と関連付けて覚える。



以上が “horrify” の詳しい解説です。恐怖だけでなく強い嫌悪感やショックを与えるニュアンスがあるので、使用場面ではその強さに注意するとよいでしょう。

Meaning Image
horrify
Sense(1)

…‘を'ぞっとさせる,こゎがらせる(frighten)

Sense(2)

《階》…‘を'あきれさせる

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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