Source Word
goddess
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: goddess
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A female deity or a female being worshiped as divine or supernatural.
意味(日本語): 女性の神様、あるいは神格化され崇拝の対象となる女性。
「神格化された女性」「女性の神様」というニュアンスがあり、古代神話から現代のポップカルチャーに至るまで幅広く使われる表現です。崇拝の対象や理想化された存在を指すときにも用いられます。
活用形
- 単数形: goddess
- 複数形: goddesses
ほかの品詞形としては、形容詞の godlike(神のような)などが挙げられますが、goddess 自体は主に名詞として使われます。
CEFRレベル: B1(中級)
女性の神話上の存在を指すため、一般的な日常語として頻出するわけではありませんが、神話・文学・インタビューなどで目にする語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- god-: 「神」を表す語根 (God)
- -dess: 古フランス語・中英語に由来する女性名詞化を表す接尾語(-ess)。この「-ess」は女性を表す名詞形成によく使われます。
関連語や派生語
- godlike (形容詞): 神のような
- godhood (名詞): 神性
- goddesshood (名詞): 女神であること(ややマイナーな表現)
コロケーション(共起表現)10選
- “ancient goddess” — 「古代の女神」
- “Greek goddess” — 「ギリシャの女神」
- “Roman goddess” — 「ローマの女神」
- “fertility goddess” — 「豊穣の女神」
- “moon goddess” — 「月の女神」
- “goddess of love” — 「愛の女神」
- “worship a goddess” — 「女神を崇拝する」
- “mythical goddess” — 「神話上の女神」
- “depict a goddess” — 「女神を描写する」
- “invoke the goddess” — 「女神に祈願する」
3. 語源とニュアンス
語源
- God という英語の「神」を表す語根 + 「-ess」という女性名詞化の接尾語が組み合わさって “goddess” が形成されました。
- 中英語期には “goddesse” という形でも使われていた記録があります。
ニュアンス
- 神話的存在を示す場合は厳かなイメージがありますが、現代では比喩的に「ある分野で際立った、崇拝されるほどの優れた女性」を指すことにも使われます。
- 場面としては、神話・文学、ファンタジー作品などが多く、カジュアルな日常表現としてはそれほど頻繁ではありません。とはいえ、ファンがアイドルや有名スターを「女神」と比喩するケースもあります。
- 注意点として、宗教的・神話的に非常に敬意を含んだ語なので、ふざけて使うと失礼と感じる人もいます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (a goddess / the goddess / many goddesses など、数えられる)
- 一般的な構文としては、以下のように使われます:
- “She is worshiped as a goddess.”
- “They prayed to the goddess of victory.”
- “She is worshiped as a goddess.”
- 口語よりは文学的・神話的文脈でよく登場し、フォーマルな文章にも使用されます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I jokingly call my sister a goddess when she aces all her exams.”
(妹がすべての試験で満点を取ったので、冗談めかして彼女のことを「女神」って呼んでるよ。) - “Some people refer to their favorite celebrity as a goddess.”
(お気に入りの有名人を「女神」って呼ぶ人もいるね。) - “I feel like a goddess in this new dress!”
(この新しいドレスを着るとまるで女神になった気分!)
(2) ビジネスでの例文
- “Our product launch was a success; the CEO was hailed as a goddess of strategy.”
(私たちの製品発売は成功し、CEOは戦略の女神と称えられました。) - “She is seen as the finance goddess because she can balance any budget.”
(あらゆる予算を調整できる彼女は「財政の女神」として見られています。) - “Though informal, calling a leader a ‘goddess’ can express deep admiration.”
(ややインフォーマルではありますが、リーダーを「女神」と呼ぶことは強い敬意を表すことにもなります。)
(3) 学術的な文脈での例文
- “The ancient texts describe rituals dedicated to the moon goddess.”
(古代文献には月の女神にささげられた儀式が記されています。) - “Her research focuses on the depiction of the fertility goddess in various mythologies.”
(彼女の研究は、様々な神話における豊穣の女神の描写に焦点を当てています。) - “In comparative religion, some cultures do not distinguish between a god and a goddess.”
(比較宗教学では、神と女神を区別しない文化もあります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- deity (神)
- 「神」という総称で、性別を問わない。
- 「神」という総称で、性別を問わない。
- divine being (神の存在)
- 「神的存在」を広く指す表現。
- 「神的存在」を広く指す表現。
- immortal (不死の存在)
- 直接的に “goddess” と同義ではありませんが、神的に不死の存在に近いニュアンスを含むことがある。
- 直接的に “goddess” と同義ではありませんが、神的に不死の存在に近いニュアンスを含むことがある。
反意語 (Antonyms)
- “mortal”(死すべき存在)
- Goddess のように神性や不死性を示す存在とは対照的に、生身の人間を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈɡɒd.ɪs/ (ブリティッシュ), /ˈɡɑː.dɪs/ (アメリカン)
- アクセント: 「go」の部分に第一強勢がきます(GOD-dess)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語では “o” がやや長く /ɑː/ に近く、ブリティッシュ英語では /ɒ/ と発音。
- アメリカ英語では “o” がやや長く /ɑː/ に近く、ブリティッシュ英語では /ɒ/ と発音。
- よくある間違い:
- /gɔː-/ としてしまう、あるいは “goodness” と混同する。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “godess” と “d” を一つしか書かない誤りが多い。正しくは “goddess” です。
- 発音の混乱: “goodness” と似た綴りですが意味が大きく異なるので注意。
- 宗教的文脈: 信仰や宗教観に深く関わる場合があるので、慎重に使う場面もあります。
- 試験対策: TOEICや英検などでは直接的に出題される頻度は高くありませんが、神話・歴史の文章読解で遭遇する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- スペリングのポイント: 「god + dess」と分割して覚えるとミスを減らせます。
- イメージ: 美術史の教科書やギリシャ・ローマ神話の絵画に出てくる壮麗な女性の姿をイメージすると、単語の雰囲気が掴みやすいです。
- 勉強テクニック:
- 「God」から女性形「goddess」を連想して、「-ess」が女性名詞を作る接尾語だとまとめて覚えておくと便利です。
- 同じ接尾語を持つ “actress,” “waitress,” などと一緒に覚えると記憶に残りやすいでしょう。
- 「God」から女性形「goddess」を連想して、「-ess」が女性名詞を作る接尾語だとまとめて覚えておくと便利です。
以上が、名詞 “goddess” の詳細解説です。神話やファンタジー、そして比喩として女性を称賛する場面など幅広く使われますが、その由来や文脈をしっかり理解するとより自然に使いこなせるようになります。
Meaning Image
Sense(1)
女神
Sense(2)
絶世の美人