Last Updated:2025/09/20

《補語にのみ用いて》《…に》忙しい《in, on ...》 / 《英》(電話などが)話し中の,ふさがっている / 約束済みの / 婚約中の / 交戦中の / (歯車が)かみ合った

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Source Word

engaged

IPA(Pronunciation)
Adjective

《補語にのみ用いて》《…に》忙しい《in, on ...》 / 《英》(電話などが)話し中の,ふさがっている / 約束済みの / 婚約中の / 交戦中の / (歯車が)かみ合った

What is this buttons?

彼女は仕事に熱心に取り組んでいる。

What is this buttons?
Explanation

以下では、形容詞「engaged」をさまざまな角度から解説します。


1. 基本情報と概要

単語: engaged

品詞: 形容詞 (adjective)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級): 日常会話はほぼ問題なくこなせ、複雑な文章や抽象的な話題にも理解が及ぶレベル

意味(英語・日本語)


  1. 「婚約している」 (例: They are engaged. 「彼らは婚約している。」)


    • 結婚の約束をしている、という状態を表す。


  2. 「(仕事・活動などに)従事している、忙しくしている」 (例: She is engaged in research. 「彼女は研究に従事している。」)


    • 何かに関わったり、注意を向けたりしている状態を表す。


  3. 「(電話が)話し中である」(イギリス英語圏でよく使われる)


    • 受話器を使われていて通話中という意味。


「こういう場面で使われる」「こういうニュアンスの単語です」


  • “engaged” は「婚約している」から「何かに集中している」「忙しくしている」まで、幅広い意味を持つ形容詞です。日常会話やニュースなどでもよく耳にします。

活用形・他の品詞


  • engage (動詞): 従事する、従事させる、引き込む

  • engagement (名詞): 婚約、約束、関与など

  • engaging (形容詞): 魅力的な、人を引きつける

  • engaged (過去分詞形): 動詞「engage」の過去分詞でもあり、形容詞的にも使われる


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: 「engage」

  • 接頭語(en-): 「中に」「~にさせる」というニュアンスを持つことが多い

  • 接尾語(-ed): 過去形・過去分詞形を作る際によく使われる

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. engaged couple


    • 「婚約中のカップル」


  2. engaged to be married


    • 「結婚することを約束している」


  3. be engaged in (something)


    • 「~に従事している / ~に専念している」


  4. remain engaged


    • 「引き続き関わっている / 興味を失っていない」


  5. actively engaged


    • 「積極的に従事している」


  6. fully engaged


    • 「完全に没頭している / 積極的に関わっている」


  7. engaged mind


    • 「興味深く集中している心の状態」


  8. phone is engaged (主に英)


    • 「電話が話し中」


  9. get engaged


    • 「婚約する」


  10. keep someone engaged


    • 「(相手の)興味を保ち続ける、関わり続けさせる」



3. 語源とニュアンス


  • 語源: フランス語の “engager” (「担保にする、約束をする」など)から英語へと入ったとされる。さらにその元はラテン語の「真ん中(en-)に入れる(gage: 誓約、抵当)」というイメージ。

  • 歴史的用法: 中世フランス語では「約束」や「義務」などの意味合いが核にあり、それが婚約・約束・従事といったニュアンスへ広がった。

  • 使用時の注意点とニュアンス:


    • 「婚約している」意味で使われる場合は、ややフォーマル~カジュアルな場面まで幅広くOK。

    • 「従事している / 忙しい」という意味で使われる場合は、ビジネスや公的な場面でも通用するフォーマルな響きを持つ。

    • イギリス英語では「電話が使われていて話し中」という意味でも頻繁に登場する。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞 “engaged” は名詞の状態を表すために使う。

  • “be engaged (in/with something)” という形で、何かに従事している、関わっている状態を表す文章が作れる。

  • 「婚約している」場合は、しばしば “be engaged (to someone)” の形で使われる。

例:


  • She is engaged to John. (彼女はジョンと婚約している)

  • She is engaged in a project. (彼女はあるプロジェクトに従事している)


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I heard you’re engaged! Congratulations!”


    • 「婚約したって聞いたよ!おめでとう!」


  2. “Don’t bother calling right now — the line is engaged.”


    • 「今は電話しないほうがいいよ。話し中だからさ。」(主に英で)


  3. “I can’t go out tonight; I’m engaged with some urgent work.”


    • 「今夜は出かけられないんだ。急ぎの仕事に取りかかっていて。」


ビジネスシーン (ややフォーマル)


  1. “We are currently engaged in negotiations with our overseas partners.”


    • 「私たちは現在、海外のパートナーとの交渉に携わっています。」


  2. “She remains fully engaged in the marketing campaign.”


    • 「彼女は引き続きマーケティングキャンペーンに全力で取り組んでいます。」


  3. “Please excuse Ms. Davis; she is engaged with her client at the moment.”


    • 「デイビスさんは今クライアント対応中なのでご容赦ください。」


学術的・公的な文脈


  1. “Several scholars are engaged in this cross-disciplinary study.”


    • 「複数の学者がこの学際的研究に従事している。」


  2. “The committee remains engaged in policy review and development.”


    • 「委員会は引き続き、政策のレビューと策定に注力している。」


  3. “He became engaged with socio-political issues at an early age.”


    • 「彼は若い頃から社会政治的な問題に強い関心を寄せてきた。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. busy(忙しい)


    • 「何かしら行動に追われている」シンプルな表現。


  2. occupied(専念している)


    • 「スケジュールが埋まっていて手が離せない」ニュアンス。


  3. involved(関与している)


    • 「積極的に参加している」ややフォーマル。


  4. betrothed(婚約している)


    • 「婚約している」を古めかしく、または非常にフォーマルにいう表現。


反意語 (Antonyms)


  1. available(空いている)


    • 「予定が空いている、手があいている」


  2. unattached(未婚の、フリーの)


    • 「婚約やパートナーがいない状態」を示唆。


  3. disengaged(関わりがない、解放されている)


    • 「従事していない」「こだわりがない」ニュアンス。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ɪnˈɡeɪdʒd/


    • アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありませんが、rの発音や母音の微妙な違いが出る場合があります。


  • アクセント: en-GAGED の部分にアクセントがあり、「ゲイジド」の部分をはっきりと読むイメージ。

  • よくある発音の間違い: 「エンガジェッド」など、dの音が弱くなりすぎたり、「ゲージド」の部分を曖昧にしてしまうこと。末尾の “d” の発音に気をつけましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “enagged” や “engadged” のように母音や子音の位置がずれる間違い。

  • 名詞 “engagement” との混同: 「婚約(名詞)」を言いたいときに形容詞 “engaged” を使ってしまうこと。

  • TOEICや英検などの試験: ビジネス文脈で “be engaged in business negotiations” や、電話が話し中を表す “the line is engaged” を読解問題で見かけることがある。

  • 同音異義語は特にないが、“engage” を “in gauge” (何かを測る) といった音として聞き誤らないように注意。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源をイメージ: “en- + gage” で「誓いを結ぶ・中に入る」という感覚から、「誰かとの約束=婚約」や「何かに深く関わる=従事する」を連想すると覚えやすいです。

  • “ゲイジ(尽力)”のニュアンス: 「エンゲージリング」から想像しても、“engaged = 婚約している” とリンクする。

  • 連想ストーリー: “engaged” は「込み入ったところに入っていく」イメージなので、「心を込めて関わっている」「誰かと特別な約束の中にいる」などを思い浮かべると記憶しやすいです。


以上が形容詞「engaged」の詳しい解説です。婚約について話すときも、仕事や研究などに深く関わっている状態を表すときも便利に使える単語なので、さまざまなシチュエーションで活用してみてください。

Meaning Image
engaged
Sense(1)

《補語にのみ用いて》《英》(電話などが)話し中の,ふさがっている(《米》busy)

Sense(2)

《補語にのみ用いて》約束済みの

What is this buttons?
Sense(3)

婚約中の

Sense(4)

交戦中の

Sense(5)

(歯車が)かみ合った

Sense(6)

《補語にのみ用いて》(…に)忙しい《+in(on)+(do*ing*)》

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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