dustbin
1. 基本情報と概要
単語: dustbin
品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)
意味(英語): A container for waste, rubbish, or refuse
意味(日本語): ゴミやくずなどの廃棄物を入れるための容器
「dustbin」は、主にイギリス英語で使われる表現で、家庭やオフィスなどでゴミを捨てるための大きな容器のことを指します。アメリカ英語では「trash can」や「garbage can」がよく使われますが、イギリスでは「dustbin」が馴染み深いです。
日常生活で、「ゴミを捨てる容器」というニュアンスの単語として使われます。
- 活用形:
- 複数形: dustbins
他の品詞:
- 「dustbin」は通常、名詞としてのみ使用されます。他の品詞形はほとんどありません。
CEFRレベルの目安: A2(初級)
初歩的な日常単語の一つで、「家」「部屋」「家具」「ゴミ箱」など、身近な話題の単語の範囲に入ります。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成:
- dust: ほこり、ちり
- bin: 入れ物、容器
- dust: ほこり、ちり
「dustbin」は「ちりやほこりを入れる容器」という直訳のとおりで、誕生当初は実際にちりを入れるための容器を指していました。現在では、単純にゴミを捨てる容器という意味で広く使われています。
派生語や類縁語:
- 「trash can」(米): 同じ意味のアメリカ英語
- 「rubbish bin」(英): 「dustbin」よりも一般的に使われることもあります
- 「waste bin」(英): オフィスや室内用のゴミ箱を表す表現
- 「trash can」(米): 同じ意味のアメリカ英語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(英→日):
- empty the dustbin → ゴミ箱を空にする
- put the rubbish in the dustbin → ゴミをゴミ箱に入れる
- take out the dustbin → ゴミ箱を外に出す
- wheelie dustbin → キャスター付きごみ箱(車輪の付いたもの)
- dustbin lid → ゴミ箱のふた
- metal dustbin → 金属製のゴミ箱
- plastic dustbin → プラスチック製のゴミ箱
- dustbin bag / bin liner → ゴミ袋
- dusty old dustbin → 古くて埃だらけのゴミ箱
- outside dustbin → 屋外用のゴミ箱
- empty the dustbin → ゴミ箱を空にする
3. 語源とニュアンス
「dustbin」は、元々は家庭の中で出る灰や埃(dust)をためる容器(bin)として使われていました。特に家庭の暖炉の灰や道端のほこりなどをまとめるための箱が「dustbin」と呼ばれていた歴史があります。
現在では「ゴミ箱」の意味としてメジャーに使われますが、アメリカ英語に比べると、ややイギリスらしい響きがあります。フォーマル/インフォーマルの区別では日常会話でも普通に使用されますが、イギリスでは文書や求人票、掲示などでも見かけることがあります。
- 使用時の注意点・ニュアンス:
- イギリス英語圏であれば自然に伝わります。アメリカ英語で「dustbin」と言うと少し古風あるいは英国的な表現に聞こえるでしょう。
- 口語および日常的な場面で使われることが多いです。
- イギリス英語圏であれば自然に伝わります。アメリカ英語で「dustbin」と言うと少し古風あるいは英国的な表現に聞こえるでしょう。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞(countable noun):
- 単数形: dustbin
- 複数形: dustbins
- 単数形: dustbin
使用シーン: 基本的にはカジュアルな日常英会話で使われますが、ビジネス文書や公共の掲示物などにも登場することがあります。
一般的な構文例:
- “Please empty the dustbin before you leave.”
- “That dustbin is overflowing; can you take it out?”
- “Please empty the dustbin before you leave.”
イディオム/特別な表現:
「dustbin」という単語を含む慣用句やイディオムはあまり一般的ではありませんが、「dustbin of history」(歴史のゴミ箱)という表現で、“過去の遺物として忘れ去られる”という比喩的な使い方をすることがあります。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “Could you throw this paper into the dustbin, please?”
(この紙をゴミ箱に捨ててくれない?) - “The dustbin is full again. I’ll empty it.”
(またゴミ箱がいっぱいだ。空にするよ。) - “Don’t forget to put a fresh bag in the dustbin.”
(ゴミ箱に新しい袋をセットするのを忘れないでね。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “In order to keep the office clean, please use the dustbins provided in each corner.”
(オフィスを清潔に保つため、それぞれのコーナーに設置されているゴミ箱を利用してください。) - “We should place a larger dustbin in the break room to handle the increased waste.”
(休憩室にゴミが増えたから、もっと大きいゴミ箱を置くべきだ。) - “The cleaning staff empties all dustbins every evening.”
(清掃スタッフが毎晩、すべてのゴミ箱を空にします。)
(3) 学術的/フォーマルな文脈での例文
- “This study examines how frequently dustbins are used in high-traffic public areas.”
(この研究では、人通りの多い公共エリアにおいてどの程度ゴミ箱が利用されているかを調査する。) - “The environmental report suggests installing additional dustbins to reduce litter in the park.”
(環境報告書では、公園のポイ捨てを減らすためにゴミ箱を追加で設置することを提案している。) - “Proper dustbin management can significantly lower contamination risks.”
(適切なゴミ箱の管理によって、汚染リスクを大幅に減らすことができる。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- trash can(米)- ゴミ箱(アメリカ英語で一般的), よりカジュアル
- garbage can(米)- ゴミ箱(アメリカ英語), 生ゴミなど湿ったゴミのイメージが強め
- rubbish bin(英)- ゴミ箱(イギリス英語だが「dustbin」とほぼ同じ意味)
- waste bin(英/米)- オフィスや公共施設などで使われるフォーマルな表現
- litter bin(英)- 公共の場所に設置されたゴミ箱を指すことが多い
- trash can(米)- ゴミ箱(アメリカ英語で一般的), よりカジュアル
反意語:
「dustbin」に直接対応する反意語はありませんが、ゴミを入れるのではなく物を保管する「storage box(収納箱)」は正反対の機能を想起させる言葉として挙げられます。ニュアンスや使い分け
- 「dustbin」は主にイギリスで使われるカジュアルな日常表現。
- 「trash can」「garbage can」はアメリカで広く使われる。
- 「waste bin」はややフォーマルで英米問わずオフィスで使いやすい。
- 「dustbin」は主にイギリスで使われるカジュアルな日常表現。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
イギリス英語 (RP): /ˈdʌst.bɪn/
アメリカ英語: /ˈdʌst.bɪn/ (ただし一般的にあまり使われない表現)強勢(アクセント)の位置:
“DUST-bin” のように、最初の音節 “dust” に強勢がきます。よくある発音の間違い:
- 「dustpin」のように「p」を入れてしまうことがあるので注意しましょう。
- 「dust bin」と2語に分けて読む場合もありますが、続けて「dustbin」と発音します。
- 「dustpin」のように「p」を入れてしまうことがあるので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “dustpin” と誤って書いてしまう例が多いです。
- 同音異義語との混同: 特にありませんが、「dust bin」と区切って書く場合は少し古めかしい表現になります。
- 試験対策: TOIECや英検では、それほど頻出する単語ではありません。しかし、イギリス文化や生活習慣に関連する英語読解の問題で登場することがあります。「trash can」「garbage can」とセットで覚えておくとよいでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- dust = ほこり/ちり + bin = 箱・入れ物
→ 文字通り「ほこりの箱」というイメージが湧くと覚えやすいです。 - 勉強テクニック:
- イギリス英語らしさを表す単語として「dustbin」は代表例です。アメリカ英語の「trash can」や「garbage can」と対比してイメージしましょう。
- 机の下にあるゴミ箱を見たら「dustbin」と英語でつぶやくように習慣づけると、自然に身につきます。
- イギリス英語らしさを表す単語として「dustbin」は代表例です。アメリカ英語の「trash can」や「garbage can」と対比してイメージしましょう。
以上が、名詞「dustbin」の詳細解説になります。イギリス英語のゴミ箱ということで覚えておくと、日常会話や読み物で出てきた際にスムーズに理解できます。日本語で言う「ゴミ箱」よりも、ちょっとレトロかつイギリスらしい響きがあるのが特徴です。
=garbage can
=ash can