Source Word
dive
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
英単語: dive
品詞: 名詞 (動詞としても使われます)
CEFRレベル目安: B1 (中級)
- 英語での意味: A plunge into water, or a sudden move downwards.
- 日本語での意味: 「飛び込み」「急降下」などを表す名詞です。
- たとえばプールに飛び込むときや、株価が急に下がる場面について「急降下」と言うときに用いられます。カジュアルな場面では「ダイブ」というカタカナ語でも使われることがあります。
動詞形・活用形
- 原形: dive
- 三人称単数現在: dives
- 現在分詞/動名詞: diving
- 過去形: dived または dove (アメリカ英語でよく使われる)
- 過去分詞: dived (doveは一般に過去形のみ)
他の品詞になった時の例
- 動詞: to dive (飛び込む、急降下する)
- 形容詞的表現(派生形容詞ではありませんが関連表現): diving board (飛び込み板) など
2. 語構成と詳細な意味
「dive」は接頭語や接尾語が明確に付いた形ではなく、語幹自体が「dive」です。
派生形としては「diver(名詞:ダイバー)」や「diving(動名詞または形容詞的用法)」などがあります。
よく使われるコロケーションと関連フレーズ(10個)
- deep dive — 詳細な検討
- take a dive — 急に飛び込む/(比喩的に)急落する
- dive bar — 安っぽいバー
- dive buddy — ダイビング仲間(スキューバダイビングなど)
- make a dive for ~ — ~に向かって飛び込む/役割を果たすために突進する
- dive off a cliff — 崖から飛び込む
- dive center — ダイビングショップ/センター
- dive into a subject — ある話題に深く入る
- dive under the surface — (水面の)下に潜る
- price dive — 価格の急落
3. 語源とニュアンス
「dive」は古英語「dȳfan」(dyfan) に由来し、「沈める」「沈む」という意味をもっていました。そこから水に急に入る動作や急降下を指すようになり、さらに比喩的にも「詳しく調べる」「急に状態が悪くなる」というような文脈で使われるようになりました。
- ニュアンス/使用時の注意:
- 物理的に水や場所に「飛び込む」イメージに加えて、比喩的に「ある分野を深く調べる」ニュアンスがあります。
- 名詞「dive」はカジュアルに使いやすい単語ですが、「dive bar」のようにややスラングに近い表現も含むため、状況に応じて使い分けが必要です。
- 物理的に水や場所に「飛び込む」イメージに加えて、比喩的に「ある分野を深く調べる」ニュアンスがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞として: 可算名詞として使われます(a dive, the dives)。
- 動詞として: 自動詞または他動詞(※ただし他動詞用法は「ダイブする対象」に対して稀に使われる場合がありますが、一般的には自動詞として用いられることが多い)。
- 使用シーン:
- 口語・カジュアル: スポーツや日常会話の飛び込みシーン、株価の急落など。
- フォーマル文章にも使われるが、主に「急激な変化」をやや飾らずに示すときに用いるイメージ。
- 口語・カジュアル: スポーツや日常会話の飛び込みシーン、株価の急落など。
一般的な構文・イディオム
- take a dive: 「飛び込む」、「(数値などが)急落する」
- go for a dive: 「(泳ぎで)ダイブしに行く」
- dive headfirst: 「頭から飛び込む」
- dive in: (比喩的に)「(議論・作業・勉強など)をさっそく始める」
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
- “Let’s go for a dive at the pool this afternoon.”
(今日の午後、プールに飛び込みに行かない?) - “Did you see his dive? It was almost perfect!”
(彼の飛び込み見た?ほとんど完璧だったよ!) - “I’m about to take a dive into this new video game.”
(この新しいビデオゲームにこれから入り込むよ。)
ビジネスシーン
- “Our quarterly profits took a dive last month.”
(四半期の利益が先月急落しました。) - “We need to do a deep dive into the sales data.”
(売上データを徹底的に分析する必要があります。) - “The stock price made a quick dive yesterday.”
(昨日、株価が急に下がりました。)
学術的な文脈
- “Marine biologists study how dolphins make a dive and resurface.”
(海洋生物学者はイルカがどのように潜って浮上するかを研究しています。) - “The researchers’ deep dive into the historical archives revealed new findings.”
(研究者たちが歴史資料を徹底的に調べた結果、新たな発見がありました。) - “A sudden dive in temperature affected the experimental results.”
(気温の急降下が実験結果に影響を与えました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- jump (ジャンプ) — 「跳ぶ」という意味で、空中に飛びあがる動作。水に入る文脈だとあまり使わない。
- plunge (プランジ) — 「勢いよく飛び込む、突っ込む」。diveよりフォーマル寄りで急激な動きを表す。
- drop (ドロップ) — 「落ちる」。あまり意図的に飛び込む感じはなく、重力によって落下するニュアンス。
- jump (ジャンプ) — 「跳ぶ」という意味で、空中に飛びあがる動作。水に入る文脈だとあまり使わない。
反意語
- rise (ライズ) — 「上がる」
- ascend (アセンド) — 「上昇する」
- rise (ライズ) — 「上がる」
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /daɪv/
- アクセント: 「ダイヴ」のように1音節で、強勢は単語全体にあります。
- アメリカ英語とイギリス英語: どちらもほぼ同じ発音です。
- よくある間違い: “div”と短く発音してしまわないように、「ai」の二重母音を意識して「ダイヴ」と伸ばす。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “dive” を “dieve” と書いてしまうなどの誤り。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、過去形の“dove”を「ドーヴ」と読むと「ハト(dove /dʌv/)」と同じスペルになるため混乱しがち。
- 試験対策: TOEICや英検では、ビジネス文脈で“take a dive”や“deep dive”などが「急落」や「詳細分析」の意味で問われることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「dive」は「ダイビング」を想像すると覚えやすいです。水中に飛び込むイメージから、株価や数値などが“水中に沈むように急落する”という比喩的な使い方にも広がります。
- “dive”の「i」は“アイ”と読むことをしっかり意識し、「daɪv」と発音を結びつけて覚えましょう。
- 何かに没頭するイメージとセットで覚えると(“dive into a book”など)使い勝手が広がります。
以上が名詞「dive」の詳細解説です。水に飛び込む動作だけでなく、さまざまな比喩表現にも応用できる便利な単語ですので、ぜひ活用してみてください。
Meaning Image
Sense(1)
飛び込み
Sense(2)
(飛行機の)急降下;(潜水艦・潜水夫などの)急潜航
Sense(3)
《話》怪しげなナイトクラブ,いんちき酒場