Last Updated:2025/12/11

《集合的に》(教会の)『聖歌隊』,(一般に)合唱団 / 《単数形で》教会の聖歌隊席

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Source Word

choir

IPA(Pronunciation)
Noun

《集合的に》(教会の)『聖歌隊』,(一般に)合唱団 / 《単数形で》教会の聖歌隊席

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Explanation

1. 基本情報と概要

英単語: choir

品詞: 名詞 (countable noun)

意味 (英語): A group of singers who perform together, often in a church or concert setting.

意味 (日本語): 歌い手たちの集まりのこと、特に教会などで合唱を行う集団を指します。静かな場面から華やかな礼拝まで、大勢で声を合わせる合唱団をイメージできます。

例えば、「学校の合唱部」や「教会の聖歌隊」などのニュアンスを持ち、まとまった人数で美しいハーモニーを生み出すイメージです。


  • 活用形:


    • 単数形: choir

    • 複数形: choirs


他の品詞形について

「choir」は名詞ですが、派生形として動詞や形容詞は一般的にありません。同じ語源からきた関連語としては「chorus(コーラス)」などがありますが、「chorus」は別の名詞です。

CEFRレベル: B1(中級)

→ 合唱、教会にかかわる場面で出てくる語彙として、学校英語レベルでも出会う機会がそこそこある単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (prefix): 特になし

  • 語幹 (root): 「choir」は古フランス語の「quer」やラテン語の「chorus」が由来とされます(語源は後述)。

  • 接尾語 (suffix): 特になし

関連語(派生語や類縁語)


  • chorus: 合唱 / コーラス

  • choreography(振付): 語源は「choros(踊り)” + “graphy(書く)」で「choir」とは類縁関係がありますが用法は異なります。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. church choir(教会合唱団)

  2. school choir(学校の合唱団)

  3. choir practice(合唱の練習)

  4. join the choir(合唱団に参加する)

  5. choir director(合唱指揮者・合唱団の指導者)

  6. choir rehearsal(合唱のリハーサル)

  7. choir stalls(教会内の合唱席)

  8. Christmas choir(クリスマス用の合唱団)

  9. choir performance(合唱公演)

  10. community choir(地域の合唱団)


3. 語源とニュアンス

語源


  • Middle English(中英語)の “quire” や Old French(古フランス語)の “quer” に遡り、さらにラテン語の “chorus(合唱隊、踊りの輪)” に由来しています。

歴史的使用


  • もともとは教会の礼拝で詩編や聖歌を歌う集団を指すことが主でしたが、その後、学校や地域など世俗的な場面でも「歌い手集団」を指す一般的な合唱の意味へと広がりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「choir」は宗教的な雰囲気やフォーマルな合唱団を連想させやすい単語です。

  • 日常会話でも学校や地域の合唱団を指すのに使われますが、「chorus」を使うことも多いです。

  • 比較的フォーマルからカジュアルまで幅広い文脈で用いられますが、特に教会関連では標準的な呼び方です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: choir は可算名詞なので “a choir” / “two choirs” のように冠詞・複数形と使えます。

  • 一般的な構文例


    • “The choir + 動詞” → “The choir sings every Sunday.”

    • “Join + the/a choir” → “She decided to join the local choir.”


イディオムや決まり文句


  • 「Preaching to the choir」(既に賛同している相手に同じ意見を訴える、というイディオム)


    • 例: “You’re preaching to the choir.”(もうわかっている人に同じことを力説しても意味がないよ)


使用シーン:


  • フォーマルからカジュアルまで幅広く使われます。


5. 実例と例文

日常会話での例 (カジュアル)


  1. “I’ve been thinking about joining our neighborhood choir for fun.”

    (近所の合唱団に参加してみようかと思ってるんだ。)

  2. “My friend sings in the school choir, and they’re really good!”

    (友達は学校の合唱団で歌ってるんだけど、すごく上手なんだよ。)

  3. “The local choir is performing at the festival this weekend.”

    (地元の合唱団が今週末の祭りで歌うんだって。)

ビジネスシーンでの例 (ややフォーマル)


  1. “Our company’s volunteer choir will perform at the annual charity event.”

    (私たちの会社のボランティア合唱団が毎年恒例のチャリティーイベントで歌います。)

  2. “The HR department organized a corporate choir to boost team spirit.”

    (人事部がチームの士気を高めるために社内合唱団を結成しました。)

  3. “We invited a local choir to sing at the opening ceremony of our new office.”

    (新しいオフィスの開所式で合唱団を招待して歌ってもらいました。)

学術的/公的な文脈での例 (フォーマル/アカデミック)


  1. “The research focuses on how participation in a choir can improve mental health.”

    (その研究は、合唱団への参加がメンタルヘルスにどのような効果をもたらすかを対象としています。)

  2. “Several historical documents detail the evolution of church choirs in 16th-century Europe.”

    (いくつかの歴史文書が16世紀ヨーロッパにおける教会合唱団の変遷を詳しく記録しています。)

  3. “The university choir is collaborating with the city orchestra for a special performance.”

    (大学の合唱団が市のオーケストラとコラボして特別公演を行います。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. chorus(コーラス)


    • 合唱を指す点では似ていますが、「chorus」は曲中のサビ部分を指すこともあります。より一般的な「合唱」を意味する場合にも使われやすい単語です。


  2. ensemble(アンサンブル)


    • 一般的に演奏者や歌い手など少人数が集まったグループを指して使われることが多いです。


  3. glee club(グリークラブ)


    • 学校で使われる、合唱部や合唱サークルを指す言葉。アメリカでは伝統的な合唱部の名称としてよく使われます。


反意語


  • 特定の反意語はありませんが、「solo(ソロ)」は「一人の歌い手」という意味で対極的な概念と言えます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈkwaɪər/ (米), /ˈkwaɪ.ə/ (英)

  • アクセント (stress): “choir” の最初の音節 “kwai” に強勢がきます。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 米: “クワイア(ー)”のように語末の “r” がやや強めに響きます。

    • 英: 語末の “r” が弱く “クワイア” に近い発音です。


  • よくある間違い: “choir” の綴りから “チョイア” のように発音してしまうことがありますが、正しくは “クワイア”に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: 「choir」を「quire」や「chor」などと書き間違えないよう注意。

  • 発音ミス: “ch” から “ク”の音を連想しづらいため “チ”と発音してしまいがちです。

  • 試験対策: 教会や学校行事を扱うリスニングやリーディングで出題されることがあります。単語の意味を正しく押さえましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 発音のイメージ: “choir” は “quiet” の最初の “kwai” とちょっと似た音で覚えると良いでしょう。

  • スペリングのコツ: “choir” は一見 “chair” にも似たスペリングですが、真ん中の “o” と “i” を逆にしないように意識します。

  • 覚え方: 「“choir” の中に “h” はあっても音としては聞こえない」→ 文字と音のギャップをイメージに結びつけて覚えると定着しやすいです。

  • ストーリー: 「教会でいっしょに歌う“choir”は静か(quiet)だけどハーモニーが響く」みたいに、似た響きを持つ単語 “quiet” と関連づけると印象に残りやすいです。


以上が、名詞 choir の詳細な解説です。合唱や聖歌隊といった「みんなで歌う」イメージをもつ単語で、フォーマルにもカジュアルにも幅広く使われます。発音やスペリングに特に注意して覚えてください。

Meaning Image
choir
Sense(1)

《集合的に》(教会の)聖歌隊,(一般に)合唱団

Sense(2)

《単数形で》教会の聖歌隊席

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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