Source Word
disguise
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: disguise
品詞: 名詞(同形で動詞としても使われます)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
英語での意味
- A means of changing one’s appearance or identity to hide or conceal who one really is.
日本語での意味
- 正体を隠すために、外見や身分を変えること、またはその手段。
「誰かが自分の素性を隠すために外見を変えたり、装いを変えたりするときに使われます。ニュアンスとしては、何かを隠す・ごまかす感じが含まれます。」
活用形
- 名詞形: disguise (単数)、disguises (複数)
- 同形の動詞形: disguise (disguises, disguising, disguised)
- 例: “He disguised himself as a clown.”
他の品詞
- 動詞: to disguise(〜を変装させる/隠す)
- 例: “They disguised the car’s original color.”
2. 語構成と詳細な意味
語源的要素
- 「dis-」: 分離や反対などを意味する接頭語(ラテン語由来)。
- 「guise」: 外見、様子、装いを意味するフランス語に由来。
これらが組み合わさり、“もとの様子を離れて、姿を変える”という意味を作っています。
関連語や派生語
- disguised (形容詞): 変装した
- disguising (動名詞/形容詞): 変装すること/変装中の
- undisguised (形容詞): 明白な、偽りのない
よく使われるコロケーション(10個)
- wear a disguise — 変装をする
- put on a disguise — 変装をする
- in disguise — 変装して
- perfect disguise — 完全な変装
- drop the disguise — 変装を解く
- maintain one’s disguise — 変装を維持する
- a blessing in disguise — 不幸中の幸い
- disguise kit — 変装キット
- disguise one’s identity — 身元を隠す
- the use of disguise — 変装の利用
3. 語源とニュアンス
「disguise」は、中世英語を経由して古フランス語の“desguiser”から来ています。元は“形を変える、外見を変える”といった意味がありました。
歴史的には、王族が身分を隠すために平民のように装ったり、スパイが相手を欺くために行ったりと、物語や実際の歴史でも頻繁に使われてきた言葉です。
ニュアンス・使用上の注意
- 口語/文章: どちらでも使われます。会話では「変装」や「ごまかし」の意味で気軽に使えますが、文章ではよりフォーマルに「偽装、欺き」といったニュアンスが強まります。
- 感情的響き: 自分の正体や感情を隠す行為に対して使われるので、やや警戒心のある響きが含まれる場合があります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: a disguise / disguises のように数えられます。
- 動詞として使うときは、他動詞です。例: “He disguised himself.”(彼は自分を変装させた)。
- イディオム: “a blessing in disguise” は「不幸中の幸い」という慣用表現です。
使用シーンに応じた特徴
- フォーマル: 報道や公式文書の中では “disguise” を使い「偽装工作」といった硬めのニュアンスを与えることがあります。
- カジュアル: パーティーなどでコスチュームを着る際、「変装する」という軽い意味合いで使われることがあります。
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
- “I wore a disguise to the Halloween party.”
(ハロウィーンパーティーに変装して行ったよ。) - “He’s so shy that he wishes he had a disguise sometimes.”
(彼はとても恥ずかしがり屋で、ときどき変装したいと思うみたい。) - “Is that really you, or are you in disguise?”
(それって本当にあなた? それとも変装中?)
ビジネスでの例文 (3つ)
- “The manager attended the event in disguise to observe the customer experience.”
(マネージャーは、顧客体験を観察するために変装してイベントに参加した。) - “We suspect industrial spies might be working here in disguise.”
(産業スパイが変装してここで働いているのではないかと思われます。) - “A potential blessing in disguise emerged from the unexpected market shift.”
(予想外の市場変動から、不幸中の幸いとも言えるチャンスが生まれた。)
学術的な文脈での例文 (3つ)
- “The researcher used a disguise during fieldwork to gain unbiased responses from participants.”
(研究者はフィールドワーク中、参加者から偏りのない回答を得るために変装を用いた。) - “Historical figures occasionally traveled in disguise to ensure secrecy on diplomatic missions.”
(歴史上の人物は、外交任務で秘密を守るために時々変装して移動した。) - “Disguise was a significant aspect of espionage tactics during the Cold War.”
(冷戦時代、変装は諜報活動の戦術において重要な要素であった。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- camouflage (カモフラージュ)
- 主に軍事・野生動物の保護色や偽装を指す。自然に溶け込む意味合いが強い。
- 主に軍事・野生動物の保護色や偽装を指す。自然に溶け込む意味合いが強い。
- mask (マスク)
- 直接的に顔を隠す道具、または比喩的に感情を隠す意味としても使われる。
- 直接的に顔を隠す道具、または比喩的に感情を隠す意味としても使われる。
- cover (カバー/覆い)
- 一時的に何かを覆う、隠す。disguiseほど“正体を隠す”ニュアンスは強くない。
- 一時的に何かを覆う、隠す。disguiseほど“正体を隠す”ニュアンスは強くない。
- guise (外見、見せかけ)
- 変装そのものより“見せかけの姿”に焦点がある。
反意語
- reveal (明らかにする)
- unmask (仮面を取る、暴く)
- expose (暴露する)
いずれも「隠す行為と逆の概念」を表します。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /dɪsˈɡaɪz/
- アメリカ英語: [dɪs-ˈgaɪz]
- イギリス英語: [dɪs-ˈgaɪz]
アクセント位置: 後ろの “guise” の部分にアクセントがあります(dis–GUY–z)。
よくある間違い: “disguised” (過去形/形容詞) の発音で、末尾の “d” を弱く発音し過ぎて聞き取りにくくなること。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “disguise” の “u” の位置を抜かして “disgise” と書いてしまうミスが多いです。
- 同音異義語: 類似した発音を持つ単語とはあまり混同されませんが、
disgust
(嫌悪)と紛らわしいことがあります。 - 試験対策: TOEICや英検の読解セクションで、「変装」「偽装」という文脈や“a blessing in disguise”といったイディオムが頻出する場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “dis”+“guise” と分解して、あえて「guise(外見)」を“dis”という接頭語で「元の姿から外れる」とイメージすると覚えやすいです。
- “disguise” を「ディスガイズ」と音で覚え、頭の中で「姿を変える=逆さの姿になる」などのイメージを作ると記憶に残りやすいでしょう。
- 「a blessing in disguise」は頻出の慣用句なので、それ自体を一つのセット表現として覚えてしまうのもおすすめです。
これで名詞 “disguise” の詳細な解説は以上です。変装やごまかしの概念を覚える際には、語源や形、例文まで総合的にイメージしてみましょう。
Meaning Image
Sense(1)
〈U〉変装,仮装;見せかけること
Sense(2)
〈C〉〈U〉変装に用いる物;偽りの態度,口実