頻出英熟語500 / リスニング問題 - Unsolved
英熟語を聞き取りを鍛える問題です。
- 「pick up」は「拾う」「受け取る」「車などで迎えに行く」「再開する」「身につける」など、多くの意味をもつ句動詞 (phrasal verb) です。
- 一般的には「落ちているものを持ち上げる」「人や物を乗せる」「電話を取る」など、何かを物理的に持ち上げたり、迎えに行ったり、回収したりするニュアンスでよく使われます。
例) 「車で友達をピックアップする」「スキルを身につける」など - 主に動詞 (phrasal verb) として使われます。
- 原形: pick up
- 三人称単数現在形: picks up
- 現在進行形: picking up
- 過去形/過去分詞形: picked up
- 「pickup」(名詞): 「車でのお迎え」「ピックアップトラック」「相手の反応を見つつ、会話を始める行為」などの意味で使われます。
例) “I arranged a pickup at the airport.” (空港でのお迎えを手配しました) - A2(初級)〜B2(中上級)程度
- 日常生活でも頻繁に使われる表現のため、初級学習者から中上級学習者まで広く理解しておくと便利です。
- 「pick up」は句動詞なので、ひとつのまとまった意味を持ちます。文法的には「pick (動詞) + up (副詞/前置詞)」という形ですが、合わせると新たな意味になります。
- pick: 「選ぶ、つまむ、拾う」
- pickup: 「車での送迎、ピックアップトラック、拾い上げる行為、その場での出会い」
- pick up the phone(電話に出る)
- pick up a friend(友達を車で迎えに行く)
- pick up the pace(ペースを上げる)
- pick up a language(言語を習得する)
- pick up a habit(習慣を身につける)
- pick up trash(ゴミを拾う)
- pick up on a hint(ヒントを察する)
- pick up a cold(風邪をもらう/移される)
- pick up where one left off(中断したところから再開する)
- pick up speed(スピードを上げる)
- 「pick」は中英語や古フランス語の「pic(くぎ・先の尖ったもの)」が由来とされます。ものを「ついばむ」ように取るイメージがあり、「up」は上方向(上へ)のイメージです。
- それが組み合わさり、「拾い上げる」「取り上げる」の意味になり、そこから比喩的に「迎えに行く」「(技術などを)得る」という多彩なニュアンスに発展しました。
- とてもカジュアルな表現であり、日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、ビジネス文書などフォーマルな文章で使う際は、ほかの動詞に置き換えたほうがよい場合もあります。
- 「pick up on」という形になると、「~に気づく」「~に反応する」という意味合いも出てきます。
- 句動詞として、目的語を置く位置に注意が必要です。
- 目的語が名詞の場合は「pick up the book」「pick the book up」どちらでもOK。
- 目的語が代名詞の場合は「pick it up」が基本となり、「pick up it」は誤りです。
- 目的語が名詞の場合は「pick up the book」「pick the book up」どちらでもOK。
- pick + 目的語 + up
“Pick the children up from school.” ※名詞の場合はどちらの順序でも可 - pick + 代名詞 + up
“Pick them up from the station.” - pick up on + 名詞/話題
“He picked up on the key point in the lecture.” - カジュアルな場面から日常のビジネスシーンまで幅広く使用します。契約書や公的書類など、非常にフォーマルな文章では「collect」「acquire」「improve」などのほかの動詞を用いることが多いです。
“Could you pick me up at the station around 6 pm?”
(6時ごろ駅まで迎えに来てもらえる?)“I need to pick up some groceries on my way home.”
(家に帰る途中で食料品を買わなくちゃ。)“Don’t forget to pick up your clothes off the floor.”
(床に散らばった服を拾うの忘れないでね。)“I’ll pick you up at the airport before the client meeting.”
(クライアントとの打合せの前に空港までお迎えに行きます。)“We need to pick up our sales performance this quarter.”
(今四半期は売上パフォーマンスを伸ばす必要があります。)“Let’s pick up where we left off in yesterday’s meeting.”
(昨日のミーティングの続きから始めましょう。)“He quickly picked up on the theory after reading the research paper.”
(彼は研究論文を読んだ後、その理論をすぐに理解しました。)“Students can pick up complex concepts more effectively with practical examples.”
(学生は実例を通して複雑な概念をより効果的に習得できます。)“We should pick up the discussion about data integrity at the end of the session.”
(セッションの最後にデータの完全性についての議論を再開するべきです。)collect(集める、回収する)
- よりフォーマルで、「迎えに行く」ニュアンスも含む。
- 例) “I need to collect my parcel from the post office.”
- よりフォーマルで、「迎えに行く」ニュアンスも含む。
gather(集める)
- 「寄せ集める、まとめる」という意味。抽象的にも使いやすい。
- 例) “We gathered information for the report.”
- 「寄せ集める、まとめる」という意味。抽象的にも使いやすい。
pick(~を選ぶ/つまむ/取る)
- 「up」がないと単に「選ぶ」や「摘む」の意味に留まる。
- 例) “Pick the flowers carefully.”
- 「up」がないと単に「選ぶ」や「摘む」の意味に留まる。
- drop off(落とす、送る、預ける)
- 物や人を「置いていく」「降ろす」意味。
- 例) “Could you drop me off at the station?”
- 物や人を「置いていく」「降ろす」意味。
- IPA(米): /pɪk ʌp/
- IPA(英): /pɪk ʌp/
- 「pick」の “i” は短い[i]に近い音で、「up」の “u” は[ʌ](アメリカ英語では「ア」と「オ」の中間のような音)を意識するとよいです。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、少し母音のニュアンスが異なる場合があります。
- 「pick」を「ピーク」としてしまうと誤りです。「ピック」に近い形で発音します。
- 代名詞を間に入れるか後ろにつけるかのミス
- 正: “Pick it up.” / 誤: “Pick up it.”
- 正: “Pick it up.” / 誤: “Pick up it.”
- “pickup”という名詞と混同
- “I arranged a pickup.”(名詞)と
- “I’ll pick you up.”(動詞)
は全く同じではないので注意。
- “I arranged a pickup.”(名詞)と
- TOEICや英検などでは、句動詞の意味問題や、代名詞の位置に関する問題が頻出です。
- “pick” は「つまむ」「摘む」のイメージ。
- “up” は「上に向かう」ニュアンスを付け足して「拾い上げる」をイメージしましょう。
- 人を“pick up”する→ その場まで行って「引き上げる/拾う感じ」のイメージ
- 「歩いているものを上に持ち上げる、バスに人を乗せる(拾う)」という視覚イメージと結びつけると覚えやすいです。
- 代名詞を目的語にする場合の位置は、イラスト化やフラッシュカードにして覚えると効果的です。
活用形:
- 原形: believe in
- 過去形: believed in
- 過去分詞: believed in
- 現在分詞 / 動名詞: believing in
- 原形: believe in
他の品詞への変化例:
- 「believe」は単体で“動詞”ですが、名詞形は「belief(信念)」になります。
- 「belief in ~」は「~に対する信念・信頼」を表す名詞句として使えます。
- 「believe」は単体で“動詞”ですが、名詞形は「belief(信念)」になります。
- believe: 「信じる・信用する」という動詞。
- in: 前置詞で、通常は「~の中に」「~に関して」「~について」を表す。
- 「believe + in」になると「(~の存在や価値を)信じる・確信する」という意味の熟語・フレーズとして機能します。
- belief: 信念、確信(名詞)
- unbelievable: 信じられない(形容詞)
- believe in God
(神を信じる) - believe in yourself
(自分を信じる) - strongly believe in …
(…を強く信じる) - truly believe in …
(…を心から信じる) - believe in second chances
(セカンドチャンスを信じる) - believe in miracles
(奇跡を信じる) - believe in teamwork
(チームワークを信じる) - a firm belief in …
(…への確固たる信念) - share a belief in …
(…に対する信念を共有する) - maintain a belief in …
(…を信じ続ける) - 語源:
- 「believe」は古英語の「belȳfan」(信じる)に由来し、その前はゲルマン祖語につながるとされます。「in」はラテン語系由来とも関係がありますが、英語では古くから「~の中に」という意味で使われてきました。
- 「believe」は古英語の「belȳfan」(信じる)に由来し、その前はゲルマン祖語につながるとされます。「in」はラテン語系由来とも関係がありますが、英語では古くから「~の中に」という意味で使われてきました。
歴史的な使用:
- キリスト教文化の広まりとともに「God」や「religion」などの文脈で「believe in」がよく使われてきました。
- キリスト教文化の広まりとともに「God」や「religion」などの文脈で「believe in」がよく使われてきました。
使用上の注意点・ニュアンス:
- 「believe in」は、単に「~が本当だと思う」だけではなく、「その存在や価値を真剣に信頼し、支持する」という意味合いを持ちます。比較的カジュアルな場面でも、フォーマルな場面でも使えますが、宗教的話題や個人的な価値観を表す文脈でもよく登場します。
基本構文:
- 主語 + believe in + 名詞(句)
- 例: “I believe in hard work.”
(私は努力を大切だと信じている)
- 主語 + believe in + 名詞(句)
否定文:
- 主語 + do not (don’t) believe in + 名詞(句)
- 例: “I don’t believe in superstitions.”
(私は迷信を信じない)
- 主語 + do not (don’t) believe in + 名詞(句)
疑問文:
- Do/Does + 主語 + believe in + 名詞(句)?
- 例: “Do you believe in fate?”
(運命を信じますか?)
- Do/Does + 主語 + believe in + 名詞(句)?
フォーマル/カジュアルの使い分け
- カジュアル: “I really believe in you!”
- フォーマル: “We believe in the principles set forth by this organization.”
- カジュアル: “I really believe in you!”
他動詞・自動詞の使い分け
- 「believe」は一般に他動詞ですが、「believe in」となる場合は前置詞 “in” を伴う「前置詞句」として扱い、「~(の価値)を信じる」という意味をとります。
“I believe in ghosts, so I never go to dark places alone.”
(幽霊を信じてるから、暗い場所には一人で行かないんだ。)“My parents always told me to believe in myself.”
(両親はいつも「自分を信じなさい」と言ってくれた。)“Do you believe in wearing masks to stay healthy?”
(健康のためにマスクをするのを信じる?/マスクは効果的だと思う?)“Our company strongly believes in continuous improvement.”
(当社は継続的な改善を強く信条としています。)“We believe in transparent communication with our clients.”
(私たちは顧客との透明性のあるコミュニケーションを信頼しています。)“It’s important for employees to believe in the company’s vision.”
(従業員が会社のビジョンを信じることが重要です。)“Many scientists believe in the possibility of life on other planets.”
(多くの科学者は他の惑星に生命が存在する可能性を信じている。)“Some psychologists believe in the long-term benefits of mindfulness.”
(一部の心理学者はマインドフルネスの長期的な効果を信じている。)“Researchers who believe in social theories of language acquisition often emphasize interaction.”
(言語習得の社会的理論を信じる研究者たちは、しばしば相互作用を重視する。)類義語
- trust in …(~を信頼する)
- 「trust」は主に人や物事を“信頼して依存できる”ニュアンス。
- “I trust in you.” → もう少し個人への頼りや安心感が強い。
- 「trust」は主に人や物事を“信頼して依存できる”ニュアンス。
- have faith in …(~を全面的に信頼する)
- 「faith」は宗教的・深い信念に近いため、より強い確信を示す。
- “I have faith in my abilities.” → 自分の力を強く信じている。
- 「faith」は宗教的・深い信念に近いため、より強い確信を示す。
- rely on …(~を頼る)
- 「…がいないと成り立たない」のような依存のニュアンスがやや強い。
- “I rely on my team for support.” → チームのサポートに依存している。
- 「…がいないと成り立たない」のような依存のニュアンスがやや強い。
- trust in …(~を信頼する)
反意語
- doubt(疑う)
- disbelieve(信じない)
- doubt(疑う)
発音記号:
- believe: /bɪˈliːv/
- in: /ɪn/
- → “believe in”: /bɪˈliːv ɪn/
- believe: /bɪˈliːv/
アクセント位置:
- 「believe」の第2音節「-lieve」に強勢が置かれます。
- 自然に素早く発音する際、「believe in」は /bɪˈliːvɪn/ (“ビリーヴィン”)のようにつながることがあります。
- 「believe」の第2音節「-lieve」に強勢が置かれます。
アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな差異はありませんが、アメリカ英語では「r音」が絡む単語の場合に違いが出やすいです。「believe in」自体にはそこまで大きな差はないでしょう。
- 大きな差異はありませんが、アメリカ英語では「r音」が絡む単語の場合に違いが出やすいです。「believe in」自体にはそこまで大きな差はないでしょう。
よくある発音ミス:
- 「believe」の /iː/ を短く発音して “belive” のようにならないように注意します。
- スペルミス: “belive” と書いてしまうことがよくあるので、必ず「believe」とつづりを確認する。
- “believe that” と “believe in” の混同:
- “believe that + 文章” → 「~だと信じる」
- “believe in + 名詞” → 「(名詞の存在や価値を)信じる」
- 例: “I believe that he is honest.”(彼が正直だと思う) と “I believe in his honesty.”(彼の正直さを信頼している)は微妙にニュアンスが異なる。
- “believe that + 文章” → 「~だと信じる」
- TOEIC・英検などの試験対策:
- ビジネス関連文章で「We believe in 〇〇」と企業理念を説明するケースが多い。
- 「believe in yourself」という自己肯定の文脈も読解問題やリスニングで出ることがある。
- ビジネス関連文章で「We believe in 〇〇」と企業理念を説明するケースが多い。
- 「believe(信じる)+in(中に)」=自分の心の中に“何からしさ”を迎え入れるイメージで覚えるとよいでしょう。
- スペルのコツ: “bel*iev*e” の「i」と「e」の位置を間違えやすいので、“I believe (I be-l-i-e-ve)”と自分で区切って唱える勉強法も使えます。
- 「神様を内側で信じる」「自分の中の力を感じる」というイメージで理解するのがおすすめです。
- all: 「すべて」, 「全部」
- the: 定冠詞
- way: 「道」, 「方法」, 「やり方」
- go all the way (最後まで行く)
- come all the way (はるばる来る)
- travel all the way (遠路はるばる旅する)
- drive all the way (車でずっと走る)
- walk all the way (ずっと歩いて行く)
- run all the way (走り通す)
- fly all the way (飛行機でずっと飛ぶ)
- push all the way (とことん押し進める)
- cheer someone all the way (誰かを最初から最後まで応援する)
- support someone all the way (誰かを徹底的にサポートする)
- 「all the way」は「道 (way) の全て (all)」を表し、古くから「全行程を通して」「最初から最後まで」という意味で使われてきました。
- カジュアルな日常会話でよく登場し、文脈次第でフォーマルな文章でも使われます。ただし、ビジネス文章などではもう少し堅い表現(“completely”や“entirely”など)が選ばれることもあります。
- 「go all the way」は時に性的な文脈で「最後まで行為を行う」という口語的な用法で使われることもあるので、誤解を招かないようにコンテクストに注意しましょう。
- 「all the way」は副詞句として文全体を修飾します。動作や状態について「最後まで」「ずっと」という様子を付加的に説明します。
- 名詞・形容詞などの品詞ではないので、形態変化(活用)は伴いません。
- フォーマルにもカジュアルにも使われますが、カジュアルな口語表現として特に頻出です。
- “I walked all the way from the station to my house.”
「駅から家までずっと歩いたんだ。」 - “He carried the boxes all the way up to the attic.”
「彼は箱を屋根裏まで全部運んでくれたよ。」 - “We drove all the way to the beach and had a great time.”
「ビーチまでずっと車で行って、とても楽しかったよ。」 - “Our client came all the way from Germany for this meeting.”
「クライアントはこの会議のためにドイツからはるばる来てくれました。」 - “We need to support our project all the way to its completion.”
「私たちはプロジェクトが完了するまでとことんサポートする必要があります。」 - “He stayed with the company all the way through the merger.”
「彼は合併の間ずっと会社に残っていました。」 - “Her dedication extended all the way to conducting additional field research.”
「彼女の献身ぶりは、さらなる現地調査を行うことにまで及んだ。」 - “The influence of this theory can be traced all the way back to the 19th century.”
「この理論の影響は19世紀まで遡ることができる。」 - “He followed the hypothesis all the way through and presented his findings.”
「彼は仮説を最初から最後まで検証し、研究結果を発表した。」 - completely (完全に)
- entirely (まったく、完全に)
- fully (全面的に、全て)
- throughout (初めから終わりまで)
- partially (部分的に)
- halfway (途中で、半分だけ)
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˌɔːl ðə ˈweɪ/ または /ˌɑːl ðə ˈweɪ/
- イギリス英語: /ˌɔːl ðə ˈweɪ/
- アメリカ英語: /ˌɔːl ðə ˈweɪ/ または /ˌɑːl ðə ˈweɪ/
アクセント: “the” は弱く発音され、“all” と “way” にやや強勢を置くイメージですが、とくに “way” に強調を置くことが多いです。
よくある間違いとして、”all” を「オール」のように引っ張りすぎたり、”the” をはっきり言いすぎたりすると不自然に聞こえます。英語圏ネイティブのリズムを意識して発音しましょう。
- スペルミス: 「all the way」を「all the weigh」や「all the whey」などと書き間違えないように注意。
- 同音異義語: “way” と “weigh” (重さを量る) は同音異義語ですが意味が全く違います。
- 試験対策: TOEICなどのリスニング問題で「all the way」と言っているのを「other way」などと聞き間違えやすいこともあるので注意して聞き取りましょう。
- 「all」と「way」の組み合わせから、「道の端から端まで全部」というイメージで覚えると理解がしやすくなります。
- 「全部の道」という絵を頭に浮かべると「最初から最後まで」「とことん」という感覚を連想しやすく、記憶に定着しやすいでしょう。
- 何かを“途中で投げ出さずに続ける姿”や、“長旅を続ける車”などを想像すると、自然とイメージがつかみやすくなります。
- 品詞: イディオム (基本の構造としては、動詞 “take” + 前置詞 “into” + 名詞 “account”)
- 活用形:
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- into account: 変化しない(イディオム全体として使用)
- take: takes, took, taken, taking (“take”自体の動詞活用)
- 「account」という名詞が「accountable」という形容詞(責任がある)の形になりますが、「take into account」の場合はイディオムとしてかたまりで使います。
- 「account」から派生した動詞として「account for」(~を説明する・占める) がありますが、こちらは別のイディオムです。
- 日常会話からビジネス、学術的なやりとりでも使われ、重要なイディオムです。
- take: 「取る」という動詞が元になっていますが、イディオムでは「考慮に加える」という抽象的な意味に変化します。
- into: 「~の中へ」を表す前置詞。ここでは「考慮の中に入れる」というニュアンスを付け加えています。
- account: 「口座」という意味でも有名ですが、このイディオムでは「考慮、計算、評価」という意味で使われています。
- to take something into consideration(同じ意味で「~を考慮に入れる」)
- account for(「~を説明する」「~を占める」) ← イディオムは違いますが “account” を用いる別の表現
- take all factors into account(すべての要素を考慮する)
- take the cost into account(費用を考慮する)
- take someone’s opinion into account(誰かの意見を考慮する)
- take time constraints into account(時間的制約を考慮する)
- take cultural differences into account(文化の違いを考慮する)
- take potential risks into account(潜在的なリスクを考慮する)
- take external factors into account(外的要因を考慮する)
- take social impact into account(社会への影響を考慮する)
- take environmental issues into account(環境問題を考慮する)
- take future possibilities into account(将来の可能性を考慮する)
語源:
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
- “account” はラテン語で「計算・数える」を意味する“computare”に由来し、フランス語を経由して英語に取り入れられました。
- 「考慮に入れる」イディオムとして centuries(何世紀も)にわたって使われてきました。
- “take” は古英語から続く「取る」「持っていく」を意味する語彙。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- フォーマルにもカジュアルにも使えますが、ビジネス文脈やアカデミックな文脈で特に登場頻度が高いです。
- 事柄を「軽視せずきちんと考える、重要なファクターとして扱う」というニュアンスが含まれます。
- 構文: take + 目的語 + into account
- 例: We need to take (the situation) into account.
- 例: We need to take (the situation) into account.
- フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- どちらでも使えますが、若干フォーマル寄りの印象です。
- 他動詞・自動詞:
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
- “into account” は前置詞句として働き、セットで “考慮対象に~を入れる” という意味を作ります。
- “take” は他動詞として機能し、目的語(考慮対象)をとります。
“Let’s take the weather into account before deciding when to go hiking.”
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
- ハイキングに行く日時を決める前に、天気を考慮に入れよう。
“You should take her feelings into account when you talk to her.”
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
- 彼女と話すときは、彼女の気持ちを考慮してあげたほうがいいよ。
“I always take my budget into account when I’m shopping.”
- 買い物をするときは、いつも予算を考慮しているんだ。
“We must take the potential risks into account before launching this product.”
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
- この製品を発売する前に、潜在的なリスクを考慮しなければなりません。
“Please take into account the client’s feedback in the final design.”
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
- 最終デザインにクライアントのフィードバックを考慮してください。
“Our proposal takes into account the market trends for the next five years.”
- 私たちの提案は今後5年間の市場動向を考慮に入れています。
“When analyzing the data, researchers must take statistical bias into account.”
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
- データを分析するとき、研究者は統計的偏りを考慮に入れなければならない。
“This study takes into account previous research on the subject.”
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
- この研究では、そのテーマに関する先行研究を考慮しています。
“The new theory fails to take into account socioeconomic factors.”
- その新しい理論は社会経済的要因を考慮に入れていない。
consider(~を考慮する)
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
- 単純に「考える」感じ。少し幅広いニュアンス。
- 例: “We must consider the weather.”(天気を考慮しなければならない)
take into consideration(~を考慮する)
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
- 「take into account」とほぼ同義で、置き換え可能。
- 例: “We should take into consideration all opinions.”
factor in(要因として繰り入れる)
- 例: “We need to factor in the cost.”
- 数値や要因を計算に組み込むイメージ。
- 例: “We need to factor in the cost.”
bear in mind(心に留める)
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- 「覚えておく」「念頭に置く」というやや口語的表現。
- 例: “Bear in mind that there might be delays.”
- overlook(見落とす、見逃す)
- 例: “He overlooked that important detail.”
- 「~を考慮しなかった」という意味合いで対比されやすいです。
- 例: “He overlooked that important detail.”
発音記号(IPA):
- take /teɪk/
- into /ˈɪn.tuː/ (アメリカ英語では /ˈɪn.tu/ とも)
- account /əˈkaʊnt/
- take /teɪk/
アクセント:
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
- “acCOUNT” の第2音節に強勢が来ます。
アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
- 大きな違いはありませんが、イギリス英語では /əˈkaʊnt/ でやや “ə” がはっきり聞こえることが多いです。
よくある発音ミス:
- “account” の最後の /t/ を弱く発音しすぎたり、 /ə/(シュワー)を発音せず “a-count” と読んでしまうなどのミスに注意。
- 綴りのミス:
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- “take into acount” や “take in to account” と書き間違えないように注意してください。
- 別表現との混同:
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- “take in account” という誤用が起きやすいですが、正しくは “take into account” です。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリーディング問題では「consider」の言い換え表現として出題されることがあります。特に「~を考慮する」という意味合いで要チェックです。
- “take” + “into” + “account” という組み合わせをイメージしてみましょう。『手に取って中に入れる』→『考慮の中に入れる』と連想すると覚えやすくなります。
- 「考慮や計算に入れる」と言うときの“account”は、銀行口座以外に「計算する・考慮する」という意味もあることを思い浮かべると、混乱しにくくなります。
- 練習:自分の身の回りで、何かを決めるときに「何を考慮に入れるかな?」と英語の日記などで使ってみると定着しやすいです。
- “What if” : 「もし…だったらどうなるか?」「仮に…するとしたら?」という意味を持つ表現
- 「もし~したらどうだろう?」という疑問や提案を暗示する言い回しです。「こうなったらどうする?」「こうしてみたらどう?」というように、想像やアイデア、あるいは問題提起をするときに使われます。
- 一般的に “what if” は 独立した「フレーズ(短文)」として使われます。厳密には “what”(代名詞・疑問詞)+ “if”(接続詞)ですが、セットでひとつの表現になっています。
- “what if” 自体に動詞のような活用はありません。
- ただし、後に続く動詞や主語によって構文が変わる場合があります(例: “What if I go…?” / “What if we went…?”)。
- “What” は単独で疑問詞(例: “What is it?”)
- “If” は接続詞(例: “If it rains, we’ll stay home.”)
上記のように、もともとは別々の品詞ですが、「What if」の形でひとつの疑問表現として頻繁に使われます。 - B1: 中級
“What if” は日常会話でもよく使われる表現です。仮定や提案、ちょっとした問題提起にも使われるため、幅広い状況で身につけておきたい表現です。 - “What” (疑問詞/代名詞) + “if” (接続詞/条件を示す語)
※ 元々は文法的要素を持つ 2 語ですが、組み合わせることで「仮定や提案」のニュアンスを持つ定型表現となります。 - “What about …?” (「…はどうですか?」)
- “Suppose …?” / “Suppose that …?” (「もし…だとしたら?」)
- “Imagine …” (「…だと想像してみて」)
- “What if we try something new?”
- (何か新しいことを試してみたらどう?)
- (何か新しいことを試してみたらどう?)
- “What if he doesn’t show up?”
- (もし彼が来なかったらどうする?)
- (もし彼が来なかったらどうする?)
- “What if it doesn’t work out?”
- (もしうまくいかなかったら?)
- (もしうまくいかなかったら?)
- “What if I’m wrong?”
- (私が間違っていたらどうしよう?)
- (私が間違っていたらどうしよう?)
- “What if we look at this from another angle?”
- (別の角度からこれを見てみたらどうだろう?)
- (別の角度からこれを見てみたらどうだろう?)
- “What if someone else takes the credit?”
- (誰か別の人が功績を横取りしたら?)
- (誰か別の人が功績を横取りしたら?)
- “What if we reconsider the entire plan?”
- (計画全体を見直したらどうかな?)
- (計画全体を見直したらどうかな?)
- “What if we do nothing?”
- (何もしなかったらどうなる?)
- (何もしなかったらどうなる?)
- “What if we postpone the meeting?”
- (会議を延期したらどうでしょう?)
- (会議を延期したらどうでしょう?)
- “What if the situation changes unexpectedly?”
- (予期せず状況が変化したら?)
- “What” は古英語の “hwæt” に由来する疑問詞。
- “If” は古英語の “gif” に由来し、条件を示す接続詞。
- これらが組み合わさって「条件を示す疑問」という表現になりました。
- 「問題提起」や「思考実験」、「提案」のニュアンスが強いです。
- 口語表現としてよく使われますが、ビジネス提案などフォーマルな場面でも用いられることがあります。
- ただし提案というより「不安や懸念」を表す場合もあり、「~になったら大変じゃない?」というややネガティブな響きになることもあります。
- カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使えますが、フォーマルな文書に書く場合、文末にクエスチョンマークを付けるかどうかなど、文体上のルールに注意する必要があります。
- また、純粋に「提案」として使うのか、「懸念・不安」として使うのか、文脈で意味合いが微妙に変わります。
- 基本構文: “What if + 主語 + 動詞…?” の形で疑問文として使われます。
例: “What if we leave early?”(早めに出たらどう?) - “What if + 過去形動詞…?”:仮定の度合いを強める場合
例: “What if we moved to another city?”(もし別の街に引っ越したらどう?) - 口語的には文頭だけで終わることもあります: “What if…”(何か提案や不安を言いかけている雰囲気)
- “What if” は文法上は疑問詞と接続詞の組合せですが、機能的には「疑問文を導く表現」です。可算・不可算、他動詞・自動詞といった区別は特にありません。
- “What if we order pizza tonight?”
- (今夜ピザを頼んだらどう?)
- (今夜ピザを頼んだらどう?)
- “What if you just tell her the truth?”
- (正直に彼女に言ったらどう?)
- (正直に彼女に言ったらどう?)
- “What if we watch a movie at home instead of going out?”
- (外出しないで家で映画を観るのはどうかな?)
- “What if we revisit our marketing strategy to target a new audience?”
- (新しい顧客層をターゲットに、マーケティング戦略を見直したらどうでしょう?)
- (新しい顧客層をターゲットに、マーケティング戦略を見直したらどうでしょう?)
- “What if we allocate more resources to research and development?”
- (研究開発にもっとリソースを割り当てたらどうでしょう?)
- (研究開発にもっとリソースを割り当てたらどうでしょう?)
- “What if the client requests a last-minute change?”
- (クライアントが土壇場で変更を求めてきたらどうしましょう?)
- “What if we analyze the data using a different statistical model?”
- (別の統計モデルを使ってデータを分析したらどうなるでしょうか?)
- (別の統計モデルを使ってデータを分析したらどうなるでしょうか?)
- “What if the hypothesis does not hold in this population?”
- (この集団では仮説が成り立たないとしたらどうなるのでしょう?)
- (この集団では仮説が成り立たないとしたらどうなるのでしょう?)
- “What if future studies contradict our current findings?”
- (将来の研究が私たちの現在の研究結果と矛盾したとしたらどうなるのでしょう?)
- “Suppose (that) …” / “Suppose we …”
- 「…だと仮定したらどうか?」/「…してみたらどう?」
- “What if” よりも少しフォーマルな響きがあります。
- 「…だと仮定したらどうか?」/「…してみたらどう?」
- “Imagine …” / “Imagine if …”
- 「もし…と想像してみて」
- プラスのイメージだけでなく、ネガティブな状況の想定にも使えます。
- 「もし…と想像してみて」
- “How about …?”
- 「…はどう?」
- 具体的な提案をする語感が強く、質問のトーンがカジュアルです。
- 「…はどう?」
- 発音記号 (IPA):
- 米: /ˈwʌt ɪf/
- 英: /ˈwɒt ɪf/
- 米: /ˈwʌt ɪf/
- アクセント (強勢) は “what” の方にやや強めのイントネーションが置かれ、“if” は弱めに発音されることが多いです。
- アメリカ英語では “what” が /wʌt/ (ワット) という音に近く、イギリス英語では /wɒt/ (ウォット) に近い音が一般的です。
- “if” は /ɪf/ で、どちらの英語も大きな差はありません。
- “What if” を一気に “ワディフ” のようにつなげて発音してしまうことも多いです。
- 「What if」は、“What” と “If” の間に語を入れないようにしましょう(例: “What if you do this?” はOKですが、“What you if do this?” は誤り)。
- “What if” を書き言葉で使う際は、フォーマルすぎる文書に多用すると砕けた印象を与えることがあります。文脈を選んで使うことが大切です。
- TOIEC や英検などでは直接的に “What if” が問題として出ることはあまり多くありませんが、リスニングや長文読解で仮定や提案を読解するときのキーワードとして知っておくと便利です。
- 「What if」と聞いたら、「もしこうだったらどうだろう?」と妄想や仮定を膨らませるイメージを持つと覚えやすいです。
- 映画やドラマのセリフで、“What if…” というフレーズが急に登場するときは、人物がある「提案」や「懸念」を前触れとして提示している場面が多いです。実際の音声やセリフでイメージしてみると覚えやすいでしょう。
- スペリングは簡単ですが、発音では “ワット イフ” のようにひとまとまりで言われるので、音で覚えておくと実践でスムーズに聞き取れます。
- 「by way of」は、物事や場所を“経由して”や“手段として”という意味を表す表現です。例えば「ロサンゼルス経由で東京に行く」とか、「ご挨拶として一言述べさせていただく」といったニュアンスを伝える際に使います。
- 「via」や「through」と似た役割をしますが、ややフォーマルな響きがあり、書き言葉や正式な場面で用いられることも多いです。
- 「by way of」は句なので、動詞のように時制や人称によって形が変化することはありません。
- 名詞・形容詞などへの派生もなく、このフレーズ自体が機能的に前置詞句として使われます。
- 似た表現として「by the way(ところで)」はありますが、これは慣用表現で、意味と用法がまったく異なる点に注意が必要です。
- by: (前置詞)「〜によって」「〜のそばに」「〜を用いて」など、幅広い意味を持つ
- way: 「道」「方法」「手段」
- of: (前置詞)「〜の」「〜について」
- travel by way of …(…を経由して旅する)
- come by way of …(…を経由して来る)
- permission by way of …(…を通じて許可を得る)
- proceed by way of …(…を通って進む / …(手段)によって進める)
- introduction by way of …(…としての序文 / 導入)
- explanation by way of examples(例を用いた説明)
- compensation by way of …(…による補償)
- by way of apology(謝罪として)
- by way of clarification(説明のために / 説明として)
- by way of comparison(比較として / 比較のため)
- 語源:
- 「by」は古英語 “bi” から来た前置詞。
- 「way」は古英語 “weg” に由来し、「道」や「方法」を意味。
- 「of」は古英語 “of” から来て、「〜から」「〜の」という意味を持つ。
- 「by」は古英語 “bi” から来た前置詞。
- 歴史的には、「道を通って」「その手段を使って」という意味で発達してきました。
- ニュアンス:
- フォーマル度が高めの表現で、「〜を経由して」あるいは「〜として」の強調がやや丁寧に響きます。
- 口語よりも書き言葉やフォーマルなスピーチ、ビジネス文書などでしばしば見られます。
- カジュアルすぎる場や会話では、より短い「via」や「through」を用いたほうが自然なこともあります。
- フォーマル度が高めの表現で、「〜を経由して」あるいは「〜として」の強調がやや丁寧に響きます。
- 前置詞句としての機能:
「by way of + 名詞/場所/手段」で、「〜を経由して」「〜として」という内容を補足説明します。
例) I went to Tokyo by way of Nagoya.(名古屋経由で東京に行った) - 可算・不可算の区別:
- 「by way of」は句なので名詞ではなく、可算・不可算の区別はありません。
- 「by way of」は句なので名詞ではなく、可算・不可算の区別はありません。
- フォーマル/カジュアル:
- フォーマル→「by way of」を使う
- カジュアル→「via」「through」などを使うことが多い
- フォーマル→「by way of」を使う
- “We came here by way of the back road to avoid traffic.”
(渋滞を避けるために、裏道を通ってここに来たよ。) - “I learned about this café by way of a friend.”
(友達経由でこのカフェについて知ったんだ。) - “I’ll send you the files by way of my phone, if that’s easier.”
(それが簡単なら、スマホを使ってファイル送るね。) - “We secured the contract by way of a mutual acquaintance.”
(共通の知人を通じて、その契約を獲得しました。) - “By way of introduction, let me first summarize our key objectives.”
(はじめに、導入として、我々の主要な目的をまとめます。) - “We plan to address the client’s concerns by way of a formal proposal.”
(正式な提案書を通じて、クライアントの懸念に対応する予定です。) - “By way of experimental analysis, the team tested various hypotheses.”
(実験的な分析を通じて、チームはいくつかの仮説を検証した。) - “The researcher gathered data by way of interviews and surveys.”
(研究者はインタビューとアンケートを通じてデータを収集した。) - “By way of a thorough review, we hope to extend the current theory.”
(徹底的なレビューを通じて、既存の理論を拡張することを目指している。) 類義語
- via(〜を通じて / 〜経由で)
- 「by way of」よりも一般的で、フォーマルでもカジュアルでも使える。
- 「by way of」よりも一般的で、フォーマルでもカジュアルでも使える。
- through(〜を通って / 〜を介して)
- カジュアルな文章や会話で好まれる。
- カジュアルな文章や会話で好まれる。
- by means of(〜という手段によって)
- 手段を強調する表現で、ややフォーマル。
- 手段を強調する表現で、ややフォーマル。
- via(〜を通じて / 〜経由で)
反意語
- はっきりとした反意語はありませんが、経由せずに直接というニュアンスなら “directly” が対照的になります。
- 例) “I went directly to Tokyo” (東京へ直接行った) ↔︎ “I went to Tokyo by way of Nagoya.” (名古屋経由で東京へ行った)
- はっきりとした反意語はありませんが、経由せずに直接というニュアンスなら “directly” が対照的になります。
- IPA: /baɪ weɪ əv/
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありません。
- 「way」の発音 [weɪ] が弱めに聞こえることもありますが、中心のアクセントは“way”に置きやすいです。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありません。
- よくある間違い:
- 「by the way」と混同しないように注意(意味が全然異なる)。
- スペルミス:
- “by the way” (ところで) と “by way of” (〜を経由して) を混同しない。
- “by the way” (ところで) と “by way of” (〜を経由して) を混同しない。
- 同音異義語との混同:
- “by” / “buy” / “bye” はいずれも発音が似ているので要注意。
- “by” / “buy” / “bye” はいずれも発音が似ているので要注意。
- 試験対策:
- TOEICや英検などのリスニングで“by way of”を聞き取れず、“by the way”や“buy way of”と勘違いするケースがありえます。
- ビジネス文章やフォーマルメールでも見かける表現なので、完全に理解しておくと便利です。
- TOEICや英検などのリスニングで“by way of”を聞き取れず、“by the way”や“buy way of”と勘違いするケースがありえます。
- イメージ:
- 「道(way)」を使って進むイメージから「〜を通って」「〜経由で」と覚えると良いです。
- 「道(way)」を使って進むイメージから「〜を通って」「〜経由で」と覚えると良いです。
- 記憶テクニック:
- “by” + “way” + “of” → “道を使って進む感じ” または “手段として”といった視覚イメージを思い浮かべる。
- “by” + “way” + “of” → “道を使って進む感じ” または “手段として”といった視覚イメージを思い浮かべる。
- スペリング注意:
- 一つ一つ区切って:“by + way + of”。 “byway of”とまとめて書かないように気をつける!
- 英語: “There is” indicates the existence or presence of something (usually singular or uncountable).
- 日本語: 「〜がある」「〜が存在する」という意味を表す表現です。人や物が「どこかに存在している」ということを伝えたいときに使います。
- 一般的に “there is” は、「存在構文」で使われる定型フレーズです。
- “there” は文法上「副詞・代名詞」などとされることもありますが、実際には「形式上の主語(ダミー主語)」としての役割を果たします。
- “is” は動詞(be動詞の三人称単数形)です。
- 現在形(単数):there is (短縮形:there’s)
- 現在形(複数):there are
- 過去形(単数):there was
- 過去形(複数):there were
- 未来形:there will be
- 現在完了形(単数):there has been
- 現在完了形(複数):there have been
など、多くのバリエーションがあります。 - “There appears to be …” : “appear (自動詞)” を使った存在構文
- “There seems to be …” : “seem (自動詞)” を使った存在構文
- A1(超初心者)〜A2(初級)
英語学習の初期段階から学ぶ重要な表現です。 - “there”(ダミー主語/副詞的役割を果たす語)
- “is”(be動詞)
の2語から成り立つフレーズです。 - “there are” : 複数形・複数の対象がある場合
- “there was / there were” : 過去形
- “there will be” : 未来形
- “there has/have been” : 完了形
- There is a problem.(問題があります)
- There is a chance.(チャンスがあります)
- There is hope.(希望があります)
- There is no doubt.(疑いがありません)
- There is no need to worry.(心配する必要はありません)
- There is nothing left.(何も残っていません)
- There is a possibility.(可能性があります)
- There is a big difference.(大きな違いがあります)
- There is a way to solve this.(これを解決する方法があります)
- There is an issue we need to address.(取り組むべき問題があります)
- “there” は古英語の “þǣr”(場所を指し示す意味)から派生し、「そこに」「あそこに」という意味を持っていました。
- “is” は古英語の “is” (be動詞の派生形)から来たもので、「〜である」「存在する」といった意味を表します。
- 口語・カジュアル: “There’s” のように短縮形をよく使います。
- 文章・フォーマル: 書き言葉では “There is” と省略せずに書く場合も多いです。
- ニュアンス: 存在を強調したいときや、新情報として「何かがある」ことを伝えるニュアンスになります。
- 文法上の主語: 実際は “there” は形式上の主語なので、真の主語は後に来る名詞です。 例: “There is a book on the table.”(主語:a book)
- 可算・不可算:
- 可算名詞の単数 → “There is a cat.”
- 可算名詞の複数 → “There are cats.”
- 不可算名詞 → “There is water.” などとなります。
- 可算名詞の単数 → “There is a cat.”
- 疑問文: “Is there … ?”, “Are there … ?” の形で存在を問う表現になります。
- 否定文: “There isn’t …”, “There aren’t …” の形で存在を否定します。
- “There’s a new bakery in town. Do you want to check it out?”
(街に新しいパン屋さんがあるよ。行ってみない?) - “Is there any milk left in the fridge?”
(冷蔵庫に牛乳はまだある?) - “There isn’t enough time to catch the bus.”
(バスに間に合うだけの時間がないよ。) - “There is an important deadline we need to meet by Friday.”
(金曜日までに守らなくてはいけない重要な締め切りがあります。) - “Is there a budget allocated for this project?”
(このプロジェクトには予算が割り当てられていますか?) - “There are several options to consider before making a final decision.”
(最終決定を下す前に考慮すべきオプションがいくつかあります。) - “There is a significant correlation between these two variables.”
(これら二つの変数の間には有意な相関があります。) - “There are multiple hypotheses that need to be tested in this study.”
(この研究では検証すべき仮説が複数あります。) - “There has been substantial progress in this field over the last decade.”
(過去10年でこの分野には大きな進展がありました。) - “Exist” (存在する)
- “A mistake exists in the report.” → 少し硬い言い方で、「報告書には誤りが存在する」という直訳的ニュアンス。
- “A mistake exists in the report.” → 少し硬い言い方で、「報告書には誤りが存在する」という直訳的ニュアンス。
- “Be present” (そこにある/出席している)
- “Is he present today?” → 人がいるかどうかにフォーカス。
- “Is he present today?” → 人がいるかどうかにフォーカス。
- “There isn’t …” / “There is no …” → 「〜がない」「〜が存在しない」
- 例: “There is no evidence to support this claim.”(この主張を裏付ける証拠はありません)
- IPA(アメリカ英語): /ðɛr ɪz/
- IPA(イギリス英語): /ðeər ɪz/ (“there” の母音が少し長め)
- 強勢(アクセント):
- “there” の “thér” がやや強調される傾向があります。
- カジュアルな会話では “there’s” と短く発音することが多いです (/ðɛrz/ や /ðeəz/)。
- “there” の “thér” がやや強調される傾向があります。
- よくある発音の間違い:
- /z/ を発音しないまま “there i” のようにつなげてしまうこと。
- “th” の音が /s/ や /t/ になってしまうこと。
- /z/ を発音しないまま “there i” のようにつなげてしまうこと。
- 複数形との混同: “There is” と “There are” の使い分け。
- 単数(または不可算) → “There is one apple.” / “There is some water.”
- 複数 → “There are two apples.”
- 単数(または不可算) → “There is one apple.” / “There is some water.”
- 短縮形の扱い:
- “There’s many people.” は厳密には非文法的とされる場合があります。口語ではよく使われますが、試験などでは注意が必要です。
- “There’s many people.” は厳密には非文法的とされる場合があります。口語ではよく使われますが、試験などでは注意が必要です。
- スペルミス / 同音語: “there / their / they’re” の混同。TOEICや英検の多肢選択では頻出です。
- 試験対策:
- TOEICや英検などで “there is/are” を使った疑問文や否定文が出題される場合があります。
- “Is there anything else?”(何かほかにありますか?)などの定型表現は会話問題でよく見られます。
- TOEICや英検などで “there is/are” を使った疑問文や否定文が出題される場合があります。
- 頭で “イメージ:指さす”: 何かを指さして「ほら、ここに(あそこに)〜があるよ!」という場面をイメージすると覚えやすいです。
- 短縮形の自然な響き: 日常会話では “There is” → “There’s”、 “There are” → “There’re” のように短縮するというのを耳で覚えましょう。
- 複数か単数かで判断: “S” の音が聞こえたらあれっ?単数なのか複数なのか?と瞬間的に気をつける練習をするのがおすすめです。
- find – found – found
- 原形: find
- 過去形: found
- 過去分詞: found
- 原形: find
- “be found to do something” という表現は日常会話でも見かけますが、ややフォーマルな文脈や報告的な文脈でも多用されるため、ある程度語法を理解していないと使いこなすのに難しさがあります。
- found: 動詞 “find” の過去形・過去分詞
- to: 不定詞のマーカー
- be found to be guilty → 有罪であると判明する
- be found to be effective → 効果があるとわかる
- be found to contain 〜 → 〜を含んでいるとわかる
- be found to violate the law → 法律に違反していることが判明する
- be found to occur → 発生することがわかる
- be found to have done 〜 → 〜したことが明らかになる
- be found to be in error → 間違っていることが判明する
- be found to correlate with 〜 → 〜と相関関係があるとわかる
- be found to show 〜 → 〜を示すことがわかる
- be found to exhibit 〜 → 〜を示す(発する)ことが判明する
- 語源: “find” は古英語の “findan” に由来し、「見つける・探し出す」の意味をもってきました。その過去分詞形 “found” は「見つけられた・判明した」という受動的ニュアンスに繋がります。
- ニュアンス: 「~する(である)と判明する」「(調査や証拠によって)~だとわかる」という、ややフォーマルかつ確証的な響きをもつ表現です。会話でも使われますが、特に書面や公式文章、研究の結論などで多用されます。
- 使用時の注意:
- 口語で「見つけた」を表すときは単に “I found it.” と言いますが、「(結果として)~がわかった」と報告するときは “It was found to (be) 〜” のように受動態で使うことが多いです。
- 法廷や公的機関の発表、レポートで用いると丁寧・客観的に「~だと判断される」という印象を与えます。
- 口語で「見つけた」を表すときは単に “I found it.” と言いますが、「(結果として)~がわかった」と報告するときは “It was found to (be) 〜” のように受動態で使うことが多いです。
一般的な構文: be found + to + 動詞の原形
例: It was found to contain harmful substances.(有害物質が含まれていることがわかった)文法上のポイント:
- “be found” は受動態の形をとり、動詞の過去分詞としての “found” が使われます。
- 直後に “to + 動詞の原形” がくることで「〜することがわかる」という意味になります。
- フォーマル/カジュアルでの違い:
- フォーマル: 法的文書、論文などで “It was found to be 〜 ”
- 日常会話: “He was found to have stolen the wallet.” なども使えますが、やや報告調・仰々しい印象を与えます。
- フォーマル: 法的文書、論文などで “It was found to be 〜 ”
- “be found” は受動態の形をとり、動詞の過去分詞としての “found” が使われます。
- “He was found to have forgotten his passport at home.”
- 彼はパスポートを家に忘れてきたことがわかった。
- 彼はパスポートを家に忘れてきたことがわかった。
- “The lost dog was found to be hiding under the porch.”
- 迷子の犬はポーチの下に隠れているのが見つかった。
- 迷子の犬はポーチの下に隠れているのが見つかった。
- “Our new recipe was found to taste better with fresh herbs.”
- 新しいレシピは新鮮なハーブを使うとよりおいしくなることがわかった。
- “The product was found to have significant safety issues after rigorous testing.”
- 徹底したテストの結果、その製品には重大な安全上の問題があることがわかった。
- 徹底したテストの結果、その製品には重大な安全上の問題があることがわかった。
- “It was found to be a cost-effective solution in our market research.”
- 市場調査から、それが費用対効果の高い解決策であることが判明した。
- 市場調査から、それが費用対効果の高い解決策であることが判明した。
- “Several employees were found to be working overtime without proper documentation.”
- 一部の従業員が適切な書類なしで残業していることがわかった。
- “The substance was found to exhibit strong antibacterial properties under lab conditions.”
- その物質は実験室の条件下で強力な抗菌性を示すことが判明した。
- その物質は実験室の条件下で強力な抗菌性を示すことが判明した。
- “These populations were found to correlate with higher rates of chronic illness.”
- これらの集団は慢性疾患の発生率が高いことと相関関係があるとわかった。
- これらの集団は慢性疾患の発生率が高いことと相関関係があるとわかった。
- “The new theory was found to explain the phenomenon more accurately.”
- その新しい理論は、その現象をより正確に説明することがわかった。
- “discovered to” (~であると発見された)
- “shown to” (~であると示された)
- “proven to” (~であると証明された)
- “discovered to” は偶然的な発見・調査結果として強調する場合に用いられます。
- “shown to” / “proven to” は実験や証拠により明らかである点を強調し、より科学的・公的ニュアンス。
- “not found to” (~だとわからなかった、発見されなかった)
- “disproven to” (~でないことが証明された)など。
- 発音(IPA): /faʊnd tuː/
- アメリカ英語: [faʊnd tuː]
- イギリス英語: [faʊnd tʃuː] のように /t/ と /j/ が続くと、「チュー」のようになることがあります。
- アメリカ英語: [faʊnd tuː]
- アクセント: “found” の部分に強勢があり、 “to” は弱めに発音されがちです。
- よくある発音の間違い: “found” を /fənd/ のように弱く発音してしまうケース。母音 /aʊ/ をはっきりと発音するよう注意が必要です。
- スペルミス: “found” と “founded” (設立した) は綴りが似ていますが、意味が大きく異なります。
- 同音異義語との混同: “found” (見つけた) / “founded” (設立した) / “fund” (資金) など、混ざりがちなので注意。
- 試験対策: TOEIC や英検で “be found to do” の構文は、文法問題やリーディングで報告や調査結果などを述べる文脈で出題されることがあります。
- “found” は「ファウンド」と発音し、後ろに “to” が続くと “ファウンドゥ” のように軽くつながります。
- “find → found → found” の過去形・過去分詞を丸ごと覚えておき、「判明した」という日本語訳を“found” に散りばめると記憶に残りやすいです。
- 「事実が見つかった」と覚えておくと、be found to ~=「~である(する)ことが見つかった、わかった」とつながります。
- 品詞:
- フレーズ(主に受動の表現として用いられる)
- フレーズ(主に受動の表現として用いられる)
- 活用形:「think」の過去形・過去分詞形は “thought”。フレーズとしては “be thought of as ~.” の形で使われることが多いです。
他の品詞になった例:
- “think” (動詞): “I think he is right.”
- “thought” (名詞): “I had a wonderful thought.”
- “think” (動詞): “I think he is right.”
CEFR レベル目安:B2(中上級)
- B2: 中上級レベル。複雑な言い回しをある程度理解し、自分でも表現できる段階。
- 語幹: “think”(考える)
- 過去分詞形: “thought”
- 前置詞: “of” / “as”
- be thought of as a leader → リーダーだと考えられる
- be thought of as impossible → 不可能だと思われる
- be widely thought of as ~ → 広く〜だとみなされる
- be commonly thought of as ~ → 一般的に〜だと考えられる
- be sometimes thought of as ~ → 時々〜と考えられる
- originally thought of as ~ → 元々は〜だと考えられていた
- be thought of as controversial → 物議を醸す(議論の的となる)とみなされる
- be often thought of as a mistake → しばしば間違いだと考えられる
- be thought of as an outlier → 異端・例外だと見なされる
- be thought of as normal → 通常だと思われる
- 語源: “think” は古英語の “þencan” に由来し、有史以前から “考える” という意味をもつ動詞として使用されてきました。
- “thought of as” は、その過去分詞形 “thought” に “of” と “as” を組み合わせて、「(周囲や一般的に)〜と捉えられる」という受動的なニュアンスを作り出します。
- ニュアンスや使用時の注意:
- 客観的に「〜と見なされている」というニュアンスが強い。必ずしも話し手自身の意見とは限らない。
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使われる。ただし、正式な文章では “be considered” や “be regarded as” が好まれる場合もある。
- 客観的に「〜と見なされている」というニュアンスが強い。必ずしも話し手自身の意見とは限らない。
- 一般的な構文: “(主語) + be + thought of + as + (名詞/形容詞/フレーズ)” の形が最も一般的です。
- 例: “She is thought of as an expert in her field.”
- 例: “She is thought of as an expert in her field.”
- フォーマル/カジュアル: 日常会話でも使われますが、やや客観的・丁寧に表現したい時に用いられます。ビジネスシーンでもよく見られる表現です。
- 他動詞・自動詞の使い分け:
- “think” は他動詞です。しかし、ここでは “be thought of as” という受動態として働いています。
- “think” は他動詞です。しかし、ここでは “be thought of as” という受動態として働いています。
- “He’s thought of as a quiet guy, but he’s actually very funny.”
- 彼は大人しい人だと思われがちだけど、実はとても面白い人なんだよ。
- 彼は大人しい人だと思われがちだけど、実はとても面白い人なんだよ。
- “That restaurant is thought of as the best pizza place in town.”
- あのレストランは街で一番のピザ屋だとみなされてるよ。
- あのレストランは街で一番のピザ屋だとみなされてるよ。
- “This movie is thought of as a classic by many film buffs.”
- 多くの映画ファンがこの映画を名作だと考えてるね。
- 多くの映画ファンがこの映画を名作だと考えてるね。
- “Our new policy is thought of as too strict by some employees.”
- 新しい方針は一部の従業員には厳しすぎると捉えられています。
- 新しい方針は一部の従業員には厳しすぎると捉えられています。
- “He is thought of as a strong candidate for the manager position.”
- 彼はマネージャー職の有力な候補だと考えられています。
- 彼はマネージャー職の有力な候補だと考えられています。
- “This software is often thought of as the industry standard.”
- このソフトウェアは業界標準としてしばしば認識されます。
- このソフトウェアは業界標準としてしばしば認識されます。
- “The theory was initially thought of as controversial but gained acceptance over time.”
- その理論は当初物議を醸していましたが、徐々に受け入れられるようになりました。
- その理論は当初物議を醸していましたが、徐々に受け入れられるようになりました。
- “Quantum mechanics is often thought of as a complex field, but it has numerous practical applications.”
- 量子力学はしばしば複雑な分野としてみなされますが、実用的な応用がたくさんあります。
- 量子力学はしばしば複雑な分野としてみなされますが、実用的な応用がたくさんあります。
- “This approach can be thought of as an extension of the classical method.”
- このアプローチは古典的な方法の拡張と考えることができます。
- このアプローチは古典的な方法の拡張と考えることができます。
- “be considered (to be)” → 「〜と考えられる」
- “He is considered (to be) one of the best players in the team.”
- よりフォーマルでやや堅いニュアンスがある。
- “He is considered (to be) one of the best players in the team.”
- “be regarded as” → 「〜と見なされる」
- “She is regarded as a pioneer in her field.”
- “thought of as” とほぼ同義だが、ややフォーマルな響きがある。
- “She is regarded as a pioneer in her field.”
- “be seen as” → 「〜と見られる」
- “The new policy is seen as beneficial by many.”
- 口語的なイメージが強い。
- “The new policy is seen as beneficial by many.”
- 直接的な反意表現はありませんが、「そうではないとみなされる」場合は、 “not thought of as” や “never thought of as” などの否定形を用いて表現します。
- IPA:
- “thought of as” → /θɔːt ʌv æz/ (イギリス英語)
- /θɔt əv æz/ (アメリカ英語)
- “thought of as” → /θɔːt ʌv æz/ (イギリス英語)
- 強勢(アクセント): “thought” が強めに発音される傾向があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- “thought” の母音がイギリス英語ではやや長め /θɔːt/、アメリカ英語では /θɔt/ や /θɑt/ に近い音になることがあります。
- “thought” の母音がイギリス英語ではやや長め /θɔːt/、アメリカ英語では /θɔt/ や /θɑt/ に近い音になることがあります。
- よくある間違い:
- /θ/ の発音が /s/ や /t/ に置き換わるミスや、“thought” のスペルを “though” と混同するケース。
- /θ/ の発音が /s/ や /t/ に置き換わるミスや、“thought” のスペルを “though” と混同するケース。
- スペルミス: “thought” を “though” や “tought” などと誤記しやすい。
- 同音異義語との混同: “thought” と “taught(教えた)” は似た発音になりやすいので注意。
- 構文上の間違い:
- “He is thought of as genius.” と書いてしまい “a” が抜ける。 → 正しくは “He is thought of as a genius.”
- “He is thought of as genius.” と書いてしまい “a” が抜ける。 → 正しくは “He is thought of as a genius.”
- 試験対策:
- TOEIC や英検のリーディングで “be thought of as~” → “be considered to be~” などの言い換え問題が出る可能性あり。文法問題でも受動態+前置詞を意識する必要があります。
- TOEIC や英検のリーディングで “be thought of as~” → “be considered to be~” などの言い換え問題が出る可能性あり。文法問題でも受動態+前置詞を意識する必要があります。
- “thought of as” は “think” の過去分詞 “thought” を用いた受け身のフレーズ → 「(周りから)頭の中でそんな風に思われる」イメージで覚えると良いでしょう。
- “be thought of as” は “be considered as” や “be regarded as” と同じ立ち位置 → セットで覚えておくと、英作文やスピーキングの幅が広がります。
- スペリングを覚えるときは “though” や “through” などと混同しないように “th-o-u-g-h-t” と頭の中で区切って確認するとよいでしょう。
- 品詞: 副詞句(一般的には “adverbial phrase” として扱われます)
- 活用形: 固定句のため活用はなく、 “or so” の形で用いられます。
他の品詞: 「or」は接続詞、「so」は副詞など、単独で使われるときはそれぞれ品詞が異なりますが、 “or so” はひとかたまりの表現として覚えましょう。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
- 数量を表す場合によく登場し、リスニングやリーディングでも頻出です。
- 「or」= 「または」
- 「so」= 状況によっては「だから」「それほど」といった意味だが、ここでは慣用的に「~くらい」という程度を表す一部として機能
- “10 minutes or so” — 「10分ほど」
- “five hours or so” — 「5時間ほど」
- “a dozen or so” — 「約12個ほど」
- “twenty people or so” — 「20人ほど」
- “fifty dollars or so” — 「50ドルほど」
- “one week or so” — 「1週間くらい」
- “three times or so” — 「3回くらい」
- “a year or so” — 「1年ほど」
- “a mile or so away” — 「1マイルほど離れている」
- “two decades or so” — 「20年ほど」
語源:
「or」はラテン語由来といわれ、古英語などを経て「または」という意味で使われるようになりました。「so」はゲルマン語起源で、もともとは「そう」「その程度」といった意味を持ちました。 二つが組み合わさって慣用的に「数値などのあとで『それぐらい』」を表すフレーズになりました。ニュアンス・使用時の注意:
「or so」はあくまでも「およそ」「くらい」の意味であり、きっちりした数値ではないことを示します。インフォーマルからセミフォーマルな文脈まで幅広く使われますが、学術論文など非常にフォーマルな文章では「approximately」「around」などを使う場合もあります。文法上のポイント:
「or so」は、必ず数値や量を表す語句のあとに付いて使われます。単独では使えません。
例: “five days or so”, “ten people or so”構文例:
- “[数値・量] + or so”: “10 pages or so”
- “[時間] + or so”: “3 hours or so”
- “[数値・量] + or so”: “10 pages or so”
フォーマル/カジュアル:
- 日常会話やカジュアルな文章では気軽に使えます。
- ビジネス文章や学術的文章での使用はやや控えめで、「approximately」や「about」のほうが好まれることもあります。
- 日常会話やカジュアルな文章では気軽に使えます。
“I’ll be ready in ten minutes or so.”
(10分くらいで準備ができるよ。)“There’s a café a mile or so down the road.”
(この道を1マイルくらい行った先にカフェがあるよ。)“It’s been two years or so since we last met.”
(前に会ってから2年くらいになるね。)“We expect about 20 new clients or so this quarter.”
(今期は20社ほど新規顧客が見込まれます。)“The project should take a month or so to complete.”
(このプロジェクトは完了までに1か月ほどかかるでしょう。)“Let’s reconvene in an hour or so to discuss the progress.”
(1時間ほどしたら進捗を話し合うために再集合しましょう。)“The experiment will last for ten days or so.”
(実験は10日ほど続きます。)“We need at least 50 participants or so to ensure statistical significance.”
(統計的有意性を確保するために、少なくとも50人ほどの参加者が必要です。)“It might take a year or so before we see any results from this study.”
(この研究の成果が出るまでには1年ほどかかるかもしれません。)- 類義語:
- “about” — 「約~」
- “approximately” — 「およそ~」 (ややフォーマル)
- “around” — 「~くらい」
- “roughly” — 「ざっと」
- “around… mark” — 「~あたり」 (口語的)
- “about” — 「約~」
- 反意語: (厳密な反意語はありませんが、およそのニュアンスと対照的な表現として)
- “exactly” — 「正確に」
- “precisely” — 「正確に」
- “exactly” — 「正確に」
発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈsoʊ/ (または /ər ˈsoʊ/ のように弱まる場合もある)
- イギリス英語: /ɔː ˈsəʊ/
- アメリカ英語: /ɔɹ ˈsoʊ/ (または /ər ˈsoʊ/ のように弱まる場合もある)
強勢(アクセント)の位置:
“or” は弱まることが多く、 “so” にアクセントがきやすいです。- アメリカ英語では “or SO” のように “so” を強く発音する場合が多いです。
よくある発音の間違い:
両方とも非常に短く発音されがちですが、 “so” を「ソウ」とはっきり発音しないと聞き取りにくくなる場合があります。“or so” の位置
数字・量を先に言わずに “or so” だけを使ってしまう人がいますが、正しくは必ず「[数字・量] + or so」の順番になります。スペルミス
基本的にミスは起こりにくいですが、打ち間違いで “or do” などになると全く意味が変わってしまいますので注意しましょう。同音異義語との混同
“so” と “sow(種をまく)” は発音が似ていないわけではないですが、スペルが違うので注意すれば問題ありません。試験対策
TOEICや英検のリスニングなどで「数値+or so」が出てきたときに「だいたいの数や量を表しているんだな」と気づけるのが大切です。
文章中でも「exactly」などの正確な表現とは対照的に並ぶこともあります。
pick up
pick up
Explanation
【発音記号】pɪk ʌp
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
She dropped by to pick up her friend.
彼女は友人を迎えに来た
pick up
以下では「pick up」について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語・日本語の意味
品詞
活用形
他の品詞になった場合の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性(派生語や類縁語など)
コロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
よく使われる構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「pick up」についての詳細語彙解説です。日常会話からビジネスまで、幅広いシーンで役立つ表現なので、ぜひ活用してみてください。
を取る,を拾う,を連れて行く,を手に入れる
believe in
believe in
Explanation
【発音記号】bɪˈliv ɪn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
【例文】
I don’t believe in corporal punishment.
私は体罰を信じていません。
believe in
(神・架空の人・奇跡など)の存在を信じる, ...がいると思う / (考え・方針・教義など)を《…として》良いと認める《as ...》 / (人の能力や判断など)を信頼する
1. 基本情報と概要
単語(表現): believe in
品詞: 動詞(句動詞・熟語として機能)
「believe in」は「~の存在を信じる」「~を信頼する」「~の価値や可能性を信じる」という意味を持つ英語表現です。
日本語では「~を信じる」「~を支持する」「~を信頼する」というニュアンスがあり、「神や宗教などを信じる」場合や、「自分自身・誰かの力や将来を信じる」といったシーンでよく使われます。
例えば、英語で「I believe in you.」は「あなたを信じているよ」という意味で、励ましや信頼の気持ちを伝えます。誰かの能力や良さを信頼しているイメージです。
※ CEFRレベル: B1(中級)
日常会話や少し複雑な話題で用いられる表現で、多くの英語学習者が早めに身につけるフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
「disbelieve」は「まったく信じない」「強く疑う」という語感がありますが、日常会話では「doubt」のほうがよく使われます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「believe in」の詳細解説です。ぜひ日常会話からビジネス、学術的な文章まで幅広く活用してください。
(神・架空の人・奇跡など)の存在を信じる, ...がいると思う
(考え・方針・教義など)を《…として》良いと認める《as ...》
(人の能力や判断など)を信頼する
all the way
all the way
Explanation
【発音記号】ɔl ðə weɪ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
I’m with you all the way.
ずっと一緒だよ
all the way
以下では “all the way” をできるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
品詞: 慣用句・副詞句 (idiomatic phrase/adverbial phrase)
英語の意味:
1) from start to finish (最初から最後まで)
2) the entire distance (道のりの全てを)
3) to the fullest extent (完全に、徹底的に)
日本語の意味:
1) 「最初から最後まで」
2) 「はるばる、ずっと」
3) 「完全に、徹底的に」
例えば、「I walked all the way home.」は「家までずっと歩いて帰った」という意味で使われます。何かを途中でやめずに最後までやり切るニュアンスや、物理的な距離をすべて移動するといった文脈で用いられる表現です。また、文脈によっては「思い切り」、「とことん」という強調としても使われます。
活用形について:
「all the way」は句なので、動詞のような「活用」はありません。ただし文中では修飾位置や強調の仕方で意味に軽微なニュアンス差が生まれます。
CEFRレベル: B1 (中級)
日常会話やちょっとしたビジネスシーンでも登場しやすい表現なので、中級レベルの語彙として覚えておくと便利です。
2. 語構成と詳細な意味
“all the way” は以下の単語から構成されます:
直訳すると「道の全て」「道中ずっと」というイメージで、そこから「最初から最後まで」「完全に」という意の副詞句として使われるようになりました。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈や文章表現での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
“all the way” はより口語的な表現で「全部」「はるばる」「とことん」のニュアンス。
“completely” や “entirely” は文語的/フォーマルな響きが強く、程度を強調する際に用いられます。
反意語 (Antonyms)
“partially” は「一部だけ」を示し、“all the way” とは正反対の程度を表します。
“halfway” は「途中まで」を示し、“all the way” が「最後まで」であるのに対し、その半分のイメージです。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “all the way” の詳細解説です。日常会話からビジネスまで幅広いシーンで登場し、「はるばる」「とことん」「途中であきらめない」というニュアンスを含んだ便利な表現ですので、ぜひ活用してみてください。
ずっと, はるばる
完全に, すっかり
take into account
take into account
Explanation
【発音記号】teɪk ˈɪntu əˈkaʊnt
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
You must also take into account the rush hour.
ラッシュアワーも考慮しなければなりません。
take into account
1. 基本情報と概要
英語表現: take into account
日本語訳: ~を考慮に入れる、~を考慮する
意味・概要(やさしい日本語で)
「take into account」は「~を考慮に入れる」という意味のイディオムで、何かを判断するときや物事を決めるときに、その要素をしっかりと踏まえて考える、というニュアンスの表現です。たとえば、計画を立てるときや問題を解決するときに「ほかのいろいろな条件」や「人々の気持ち」などを忘れずに考慮する、というときに使われます。
他の品詞への変化例
CEFRレベル: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(例と日本語訳)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take into account」の詳しい解説です。何かを判断するときに忘れず「考慮に入れる」、というときにとても便利な表現なので、ぜひ覚えてみてください。
what if
what if
Explanation
【発音記号】wʌt ɪf
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】*
【例文】
What if we could fly?
空を飛べるとしたら?
what if
以下では “what if” という表現を、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語)
意味(日本語)
品詞
活用形
他の品詞の例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション / 関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
名詞・動詞の区別
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的な文脈などでの例文をそれぞれ3つずつ示します。
(A) 日常会話
(B) ビジネス
(C) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
※ 反意語として明確なものはありませんが、あえて挙げるなら「It doesn’t matter if …」(たとえ…でも問題ない)など、仮定に対して心配しない表現が対極にあるニュアンスになります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “what if” の詳細な解説です。日常会話やビジネスの場など、幅広いシーンで使われる便利なフレーズですので、ぜひ使いこなしてみてください。
《話》もし...したらどうなるだろうか?
(投げやりに)...だからどうだというの?【名
C】仮の事態, 仮定, 起こりうる事態
by way of
by way of
Explanation
【発音記号】baɪ weɪ ʌv
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
It was only by way of bribery that they managed.
彼らが管理したのは、賄賂の経由だけでした。
by way of
1. 基本情報と概要
英語表記: by way of
品詞: 句(前置詞句 / 接続的な働きをする表現)
CEFRレベル目安: B2(中上級)
活用と品詞展開
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさって、「〜を通って」「〜として(の手段で)」という意味を生み出します。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by way of」の詳細解説です。フォーマルな文章ややや丁寧なニュアンスを含みたいときに使える表現なので、ぜひ活用してみてください。
...を通って,...を経由して
...を手段として
...の目的で, ...のつもりで
there is
there is
Explanation
【発音記号】ðɛr ɪz
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
【例文】
There are some problems.
いくつかの問題点があります。
there is
以下では、“there is” という英語表現を、「存在を表す構文」としてできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」
例えば、「テーブルの上に本がありますよ」と言いたいときに、“There is a book on the table.” のように使います。話す・書く両方でよく使われる、初級レベルから頻出の表現です。
品詞
活用形
“there is” は現在形の単数主語に使われる形です。数や時制によって以下のように変化します。
他の品詞になったときの例
CEFR レベル
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
“there is” は、厳密には接頭語や接尾語のある単語ではなく、
他の単語との関連性・派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
存在構文として “there is + 名詞” の形が長い歴史を通して定着し、「〜がある」として現代でも非常によく使われています。
使用時の注意点やニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
① 日常会話での例文(3つ)
② ビジネスシーンでの例文(3つ)
③ 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“there is” は日常会話で物や事柄の存在を伝えるときにもっとも頻繁に使われるフレーズです。一方、上記のような語は文語的・学術的、または状態そのものに焦点がある表現です。
反意表現
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、“there is” についての詳しい解説です。存在を示すきわめて基本的な表現ですが、数の一致や短縮形など、注意すべきポイントがあります。日常会話から試験対策まで幅広く活用される構文なので、ぜひしっかりとマスターしてください。
...がある
found to
found to
Explanation
【発音記号】faʊnd tu
『状況別頻出度』
【会話】x
【文章】* *
【学術】* * *
【例文】
It was found to be of little use in battle.
戦闘ではほとんど役に立たないことがわかった。
found to
1. 基本情報と概要
英単語・フレーズ: “found to”
(「find」の過去形・過去分詞である “found” と、不定詞マーカー “to” の組合せ)
品詞: “found” は動詞 “find” の過去形・過去分詞として扱われることが多いですが、ここでは主に受動態(be found to ~)構文での「~であることが判明する・~だとわかる」を表します。
「found to」という一つの単語ではなく、文中で “be found + to 不定詞” という形で用いられます。
活用形
“found” そのものが他の品詞になる場合は、たとえば動詞 “to found (~を設立する)” という全く別の意味・綴りは同じでも語源が異なる動詞があります。しかし、今回の “found to” は「find(見つける・わかる)」の過去分詞を用いた構文を指しています。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
「found to」は、「(調査・判定などの結果)~であることがわかった」、「~することが判明した」というニュアンスを表すフレーズです。特に公的・公式な印象があり、法的文書やレポート、学術的文脈でよく見られます。
2. 語構成と詳細な意味
“found to” は、厳密には以下のような構成です:
したがって “be found to + 動詞” の形で「~であるとわかる」「~すると判明する」という意味を表します。
(例)He was found to be guilty.(彼は有罪であるとわかった)
よく使われるコロケーション(関連フレーズ10選)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的・研究の文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“found to” というフレーズは、話し言葉でも文章でも比較的フォーマルに「結果として~だと判明した」という意味を伝えるために使われます。法的文書・レポート・研究論文などでよく目にするので、しっかりと覚えておくと表現の幅が広がるでしょう。
《be ~ 》...することが明らかになる《do》
thought of as
thought of as
Explanation
【発音記号】θɔt ʌv æz
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Beaches are thought of as vacation spots.
ビーチはバケーションスポットとして考えられています。
thought of as
1. 基本情報と概要
“thought of as” は、もともと動詞 “think” の過去・過去分詞形 “thought” を用いたフレーズで、「(〜として)考えられる、(〜だと)思われる」という意味を表します。日本語では「〜とみなされる、〜と考えられる」というニュアンスです。フォーマルでもカジュアルでも使われますが、意見や見方を述べる際に頻繁に登場します。
2. 語構成と詳細な意味
このフレーズは、直訳的には「〜として考えられている」という意味を持ちます。同様の表現には “be considered (as) 〜”、“be regarded as 〜” などがあります。
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “thought of as” の詳細な解説です。「〜と考えられる」「〜とみなされる」というときに、ぜひ使ってみてください。
《be ~》...であると考えられる
or so
or so
Explanation
【発音記号】ɔr soʊ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
A day or so later he called me back on my mobile.
一日ほどして、彼から携帯に電話がかかってきました。
or so
以下では、副詞句「or so」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: “or so”
日本語訳: 「~ほど」「およそ~」「~くらい」など
「or so」は、主に数や量を表す表現のあとにつけて「だいたい~くらい」という意味を表す英語のフレーズです。とくに「10 minutes or so(10分ほど)」のように、およその数値を示すときに使われます。「about」「approximately」「around」といった副詞と同じように、だいたいの量や時間を示したいときに用いられますが、「数値などのあとにつける」という点が特徴的です。
2. 語構成と詳細な意味
「or so」は、厳密には接続詞 “or” と副詞 “so” の組み合わせですが、一連の慣用的な副詞句です。単語というよりも、句として機能します。
関連フレーズ・よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
それぞれのシーンで3つずつ例文を紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的/会議
6. 類義語・反意語と比較
「or so」は数値の後ろに置く点がポイントです。 “about” は文頭や前置詞として使える場合もあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「“or so” は “もっと正確な数字はわからないけど、そのくらいだよ” と伝える表現」というイメージで覚えるとよいでしょう。
覚え方のコツとしては、数字を言ったあとに “or so” と言い足す習慣をつけること。たとえば、「10分くらいかかるよ」と英語で思ったときに、最初から “It’ll take about 10 minutes or so.” というフレーズまでセットで声に出して練習すると定着しやすいです。
以上が「or so」の詳しい解説です。およその数値や量を伝える際の便利な決まり文句の一つなので、ぜひ活用してみてください。
〜くらい《くだけて》 (数詞)〜かそこらの, …ばかり, …ほど
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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