Grammars(256)

11
A1.1-A1.2

We are ... (疑問文・否定文含む)

「私たちは~です。」を表すWe are ~.

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Explanation

以下では、「We are ~」を使った表現について、疑問文・否定文も含めてより詳しく解説します。


1. 「We are ~」とは?


  • 主語が「we(私たち)」のとき、現在形のbe動詞は「are」を使います。

  • 「We are ~」は「私たちは~です」という意味を表す、もっとも基本的な文型です。

例文


  • We are students.

    (私たちは学生です。)

  • We are ready.

    (私たちは準備ができています。)


2. 疑問文(Are we ~?)

2-1. 疑問文の作り方


  • be動詞を文頭に置くことで疑問文を作ることができます。

  • 「We are ~」から「are」を先頭に出し、「Are we ~?」とすれば「私たちは~ですか?」という意味になります。

例文


  • Are we late?

    (私たちは遅れていますか?)

  • Are we ready?

    (私たちは準備ができていますか?)

2-2. 答え方の例


  • Yes, we are.(はい、そうです。)

  • No, we aren’t.(いいえ、そうではありません。)


3. 否定文(We are not ~)

3-1. 否定文の作り方


  • 「We are ~」に「not」を加えて「We are not ~」とすることで、「私たちは~ではありません」の意味を表せます。

  • 短縮形では「We are not」の代わりに「We aren’t」や「We’re not」と書くことができます。

例文


  • We are not hungry. / We aren’t hungry.(私たちはお腹が空いていません。)

  • We are not ready. / We’re not ready.(私たちは準備ができていません。)


4. まとめ


  • 「We are ~」は「私たちは~です」という意味を表す基本的な言い方です。

  • 疑問文にする時は「Are we ~?」にして「私たちは~ですか?」と尋ねます。

  • 否定文にする時は「We are not ~」か「We aren’t ~」を使って「私たちは~ではありません」と言います。

  • 短縮形を使った方が日常会話では自然に聞こえることが多いです。

このように、be動詞を正しく使い分けることで、英語で「私たちは~です」「私たちは~ですか?」「私たちは~ではありません」と表現することができます。ぜひ会話や文章で積極的に使ってみてください。

12
A1.1-A1.2

They are ... (疑問文・否定文含む)

「彼ら(それら)は~です。」を表すThey are ~.

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Explanation

以下では、「They are ...」の基本的な使い方を、疑問文や否定文を含めて詳しく解説します。


1. 「They are ...」の基本的な意味

英語で「~です」と表現するときは、be動詞(is / am / are)の現在形を使います。

「They are ...」は直訳すると「彼ら(それら)は~です」という意味で、主語が複数(人や物など、1つではない)のときに使われる形です。


  • 例)They are students.(彼らは学生です)

  • 例)They are cars.(それらは車です)

「They」は人だけでなく、複数の物や動物を指すときにも使うので、文脈によって「彼ら」「彼女たち」「それら」などと訳すことができます。


2. 疑問文「Are they ... ?」

構造

They are ... の文を疑問文にする場合は、be動詞(are)を文頭に置きます。


  • Are they ... ?

例文


  • Are they students?

    (彼らは学生ですか?)


  • Are they ready?

    (彼らは準備ができていますか?)


ポイント


  • 疑問文では、文頭に「Are」を置くことを忘れないようにしましょう。

  • 疑問の答えとしては「Yes, they are.」または「No, they aren’t.」のように答えます。


3. 否定文「They are not ...」

構造

They are ... の文を否定文にするには、be動詞のすぐ後ろに「not」を入れます。


  • They are not ...

もしくは省略形「They aren’t ...」「They’re not ...」もよく使われます。

例文


  • They are not students.

    (彼らは学生ではありません)


  • They aren’t ready.

    (彼らは準備ができていません)


ポイント


  • 「They are not ...」を略して「They aren’t ...」「They’re not ...」と書く場合があります。どちらでも意味は同じです。


4. 省略形

They are は会話やカジュアルな文章で省略形「They’re」と書かれたり発音されたりします。


  • They’re students.(彼らは学生です)

否定形も同様に、


  • They aren’t ...

  • They’re not ...

    と省略した形で使われることが多いです。


5. まとめ


  1. 肯定文: They are + 名詞 / 形容詞


    • 例)They are happy. / They are friends.


  2. 疑問文: Are they + 名詞 / 形容詞 ?


    • 例)Are they happy? / Are they friends?


  3. 否定文: They are not + 名詞 / 形容詞.


    • 例)They are not happy. / They aren’t friends.


複数を主語にするときは、必ず「They are」を使用します。疑問文や否定文を作るときにbe動詞の位置やnotの入れ方をしっかり覚えておきましょう。


以上が「They are ...」の基本的な使い方です。疑問文や否定文でもbe動詞(are)の位置に注意しながら、会話や文書で活用してみてください。

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A1.1-A1.2

my/our/your/his/her/its/their+名詞

代名詞(所有格)+名詞

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Explanation

以下では、「my/our/your/his/her/its/their + 名詞」の用法について、より詳しく、わかりやすく解説します。


1. 所有格(形容詞的代名詞)とは?

英語には「所有」を表す形で使われる代名詞がいくつか存在します。そのうち、名詞の前に置かれて「形容詞的(修飾語)」な役割を果たすものを、一般的に「所有格 (possessive adjectives または possessive determiners)」と呼びます。これらは日本語では「〜の」と訳されることが多く、後ろの名詞と結びつき、「誰(何)のものか」を示す役目を持ちます。











































人称 (主語) 所有格 (形容詞的代名詞) 日本語の意味
I (私) my 私の
we (私たち) our 私たちの
you (あなた/あなたたち) your あなた(たち)の
he (彼) his 彼の
she (彼女) her 彼女の
it (それ) its それの
they (彼ら/彼女ら/それら) their 彼ら(彼女ら/それら)の


2. 使い方のポイント


  1. 名詞の前に置くこと

    所有格は必ず名詞を修飾するため、名詞の直前に置きます。例:


    • my book (私の本)

    • your bag (あなたのカバン)

    • their house (彼らの家)


  2. 所有者が誰(何)なのかを示す

    「所有格」自体は「誰のものか」を示す言葉です。例えば“my”は私が持っているもの、“his”は彼が持っているもの、といった具合です。


  3. 主語とは一致しないケースもある

    主語が「I」であっても、正確に状況を示したい場合、所有格は“I”以外になることがあります。例えば「彼のカバン(= his bag)は私のものよりも大きい」と言いたいとき、文の主語が何であっても、彼のカバンは “his bag” と表します。


  4. 「所有格」と「所有代名詞(mine, yours, his, hers, etc.)」の違い


    • 所有格 (形容詞的代名詞): 必ず後ろに名詞が来る

      例: my book, your car, his house

    • 所有代名詞: 名詞を含まず、単独で使える

      例: mine (私のもの), yours (あなたのもの), his (彼のもの)



3. 例文で確認しよう


  1. My computer is very fast.

    (私のコンピューターはとても高速です)

    → “my”が後ろの名詞“computer”を修飾して「私の」と所有を示しています。


  2. Our teacher gave us homework.

    (私たちの先生が私たちに宿題を出しました)

    → “our”は“teacher”を修飾し、「私たちの先生」を表しています。


  3. Is this your pen?

    (これはあなたのペンですか?)

    → “your”が“pen”を修飾し、「あなたのペン」を示します。


  4. He forgot his wallet at home.

    (彼は財布を家に忘れました)

    → “his”が“wallet”を修飾し、「彼の財布」を表します。


  5. They brought their friends to the party.

    (彼らはパーティーに友人たちを連れてきました)

    → “their friends”で「彼らの友人たち」を示しています。



4. まとめ


  • 「my/our/your/his/her/its/their + 名詞」は、所有者が誰であるかを示す「所有格(形容詞的代名詞)」です。

  • 名詞の直前に置かれ、その名詞に対して「〜の」という意味を付与します。

  • 主語になる代名詞(I, we, you など)とは別に、所有関係を表すために使われるので、文脈に合わせて使い分けることが大切です。

  • 所有格を使う場合、必ず後ろに「名詞」が続く点も押さえましょう。

これらを意識すると、英語の文章で誰のものかを明確に表す際に、スムーズに使いこなせるようになります。ぜひ、日常会話や英文作成で練習してみてください。

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A1.1-A1.2

me/you/us/him/her/them

代名詞(目的格)

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Explanation

以下では、代名詞の目的格(me / you / us / him / her / them)について、より詳しくわかりやすい形で解説します。


代名詞の目的格とは?

目的格(object pronouns) とは、文中で「動作を受ける立場」にある代名詞を指します。たとえば、以下の文を見てみましょう。


He saw me.

(彼は私を見た。)


この場合の “me” が目的格の代名詞です。「me」は「I(私は)」の目的格バージョンと考えるとわかりやすいです。


目的格の形

英語の代名詞には、主格(主語として使われる形)と目的格(目的語として使われる形)があり、形が変化します。以下が目的格の代表的な形です。






































主格 目的格 意味
I me 私は → 私を
you you あなたは → あなたを(単数・複数とも同形)
we us 私たちは → 私たちを
he him 彼は → 彼を
she her 彼女は → 彼女を
they them 彼ら・彼女ら等は → 彼ら・彼女ら等を


※ “you” は主格も目的格も同じ形ですが、文中での役割によって見分けます。



目的格が使われる場面

目的格は、主に以下のような文中の「目的語」の位置で使われます。


  1. 動作の対象

    動詞のあとに来る「〜を」「〜に当たる部分」が目的格になります。


    • 例:He helped me. / They found her. / We invited them.


  2. 前置詞のあと

    前置詞(to, for, with, at, in など)の直後にくる代名詞は目的格が使われます。


    • 例:The gift is for you. / I spoke with him. / We went with them.



文例での確認


  1. He gave me a book.


    • “me” が目的格。「彼は“私に”本を与えた」となり、ここでは “me” が動作(give)の受け手になります。


  2. We saw them at the park.


    • “them” が目的格。「私たちは公園で“彼ら/彼女ら”を見かけた」という意味です。


  3. She told us the news.


    • “us” が目的格。「彼女は私たちにニュースを知らせてくれた」となります。


  4. I talked to her yesterday.


    • “her” は “she” の目的格。「私は昨日“彼女に”話した」という意味です。



まとめ


  • 代名詞の目的格とは、文中で動作や作用を「受ける役割」を担う代名詞です。

  • 代表的な目的格は、me / you / us / him / her / them。

  • 動詞の直接の目的語や前置詞のあとに登場するのが特徴です。

  • 例文を多く読む・書くことで自然に身につきます。

目的格をしっかりと把握しておくと、英語での表現力が格段にアップします。様々な例文を使って練習してみてください。

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A1.1-A1.2

This/That is ... (疑問文・否定文含む)

「これは/あれは~です。」を表すThis/That is ~.

これは私のコートで、あれが父のです。

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Explanation

以下では、「This / That is ...」構文の使い方を、疑問文・否定文を含めてより詳しく解説します。Markdown形式でまとめていますので、学習の参考にしてください。


1. 基本の形:This / That is ...

英語で「~です」と言う場合は、現在形のbe動詞(am / are / is)を使います。「これは~です」「あれは~です」という意味を表すときには、次のように言います。


  • This is + 名詞.

    → 「これは~です。」

  • That is + 名詞.

    → 「あれは~です。」

例文


  • This is a book.

    → (近くにあるものを指して)「これは本です。」

  • That is my bag.

    → (少し離れた場所にあるものを指して)「あれは私のカバンです。」


2. 「This」と「That」の違い


  • This

    話し手から見て「近い場所にあるもの」を指し示すときに使います。「これ」「こちら」と訳せることが多いです。


  • That

    話し手から見て「遠い場所にあるもの」を指し示すときに使います。「あれ」「そちら」「あちら」と訳せることが多いです。


英語では、話し手との距離感や指し示す対象が重要になるので、どちらを使うかを意識すると自然な表現ができます。


3. 疑問文:Is this / that ... ?

形の作り方

be動詞(is)の場合、疑問文は 主語 (this / that)is の位置を入れ替えればOKです。


  • 肯定文: This is + 名詞.

  • 疑問文: Is this + 名詞?


  • 肯定文: That is + 名詞.


  • 疑問文: Is that + 名詞?


例文


  • Is this your pen?

    → 「これはあなたのペンですか?」

  • Is that a cat?

    → 「あれは猫ですか?」

疑問文を作る際のポイントは、先頭にisが来るということです。また、答えるときには次のように返せます。


  • Yes, it is.(はい、そうです。)

  • No, it isn't.(いいえ、ちがいます。)


4. 否定文:This / That is not ...

形の作り方

be動詞の後ろに not を入れて否定を表します。


  • 肯定文: This is + 名詞.

  • 否定文: This is not + 名詞.


  • 肯定文: That is + 名詞.


  • 否定文: That is not + 名詞.


省略形(短縮形)では is notisn't になり、カジュアルな表現でよく使われます。

例文


  • This is not my wallet. (This isn't my wallet.)

    → 「これは私の財布ではありません。」

  • That is not your car. (That isn't your car.)

    → 「あれはあなたの車ではありません。」


5. その他のポイント


  1. 主語が複数の場合

    「This(That)is...」は基本的に単数形を指します。複数形を指す場合は be動詞の are を使って「These(Those)are...」となるので、対象が1つか複数かを確認してください。


    • These are my books. (これらは私の本です。)

    • Those are my friends. (あちらは私の友人たちです。)


  2. 疑問文で使う疑問詞

    疑問詞(What, Who, Where など)を使いたい場合は、疑問詞 + is + this/that + ...? の形になります。


    • What is this? (これは何ですか?)

    • Who is that man? (あの男性は誰ですか?)


  3. 答えるときの代名詞

    質問に答えるとき、「It」は前に出てきた単数のものを受けるためによく使われます。


    • Q: Is this your pen?

      A: Yes, it is. / No, it isn't.



まとめ


  • 「This / That is ...」を使えば、簡単に「これは~です」「あれは~です」を表現できる。

  • 疑問文は Is this(that) ...?、否定文は This(that) is not ... として作る。

  • 「This」と「That」は、話し手との距離(近い / 遠い)によって使い分ける。

  • 短縮形や答え方も合わせて覚えておくと便利。

ぜひ上記のポイントを押さえながら、「This / That is ...」の使い方をマスターしてください。学習の際に、実際に声に出して練習したり、身の回りのものを指さして英文を作ったりすると、より身につきやすくなります。

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A1.1-A1.2

It is ... (疑問文・否定文含む)

「それは~です。」を表すIt is ~.

それは私のではありません。

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Explanation

「It is ...」の使い方をより詳しく解説

英語で「〜です」と言いたいときには、基本的にbe動詞(am / is / are)の現在形を用います。ここでは、その中でも「It is ...」の形と、疑問文・否定文の作り方を詳しく見ていきましょう。


1. 肯定文:It is ~


  • 「それは〜です。」と言いたい場合は、

    It is + 形容詞 / 名詞.

    の形を使います。

  • 「It」は、物や動物、状況などを指すときによく使われる主語です。具体的な名詞や状況を指す場合、「これは〜」「あれは〜」といった日本語の感覚に近いイメージです。

例文:


  • It is a pen.(それはペンです。)

  • It is new.(それは新しいです。)

  • It is sunny today.(今日は晴れています。)

短縮形「It's」について

会話やカジュアルな文脈では、It is を It's と短縮した形が頻繁に使われます。意味はまったく同じなので、シチュエーションによって使い分けるようにしましょう。


  • It's a pen.

  • It's sunny today.


2. 疑問文:Is it ~?


  • 疑問文にしたい場合は、主語「it」とbe動詞「is」の位置を入れ替えます。

    Is it + 形容詞 / 名詞 ~ ?

  • 「Is it ~ ?」は、それが本当にそうなのかを尋ねるときによく使います。

例文:


  • Is it a pen? (それはペンですか?)

  • Is it important? (それは重要ですか?)

  • Is it cold outside? (外は寒いですか?)


3. 否定文:It is not ~.


  • 否定文にするときは、be動詞のあとに「not」を入れます。

    It is not + 形容詞 / 名詞.

  • 「It is not ~」を短縮すると、「It isn’t ~」「It’s not ~」という形がよく使われます。

例文:


  • It is not a pen.(それはペンではありません。)

  • It is not true.(それは本当ではありません。)

  • It is not sunny today.(今日は晴れていません。)

また、短縮形では以下のようになります。


  • It isn’t a pen.

  • It’s not a pen.


4. まとめ


  • 肯定文: “It is ...” → “It is a pen.” / “It is sunny.”

  • 疑問文: “Is it ...?” → “Is it a pen?” / “Is it sunny?”

  • 否定文: “It is not ...” → “It is not a pen.” / “It is not sunny.”

「It」は物や動物、天候、状況などを表すときの便利な主語です。さらに会話では短縮形(It’s、Isn’t)も頻繁に使われるため、ぜひ一緒に覚えましょう。

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A1.1-A1.2

this/that+名詞

形容詞としてのthis/that

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Explanation

以下では、thisthat が名詞を修飾する場合と単独で名詞の役割を果たす場合について、詳しく解説します。


1. 「this」「that」の基本的な使い方

● 距離感・心理的な近さ


  • this は話し手から近いもの、または心理的に身近に感じているものを指すときに使います。

    例:


    • “This is my pen.” (これは私のペンです)

    • “This plan seems promising.” (この計画はうまくいきそうです)


  • that は話し手から遠いもの、または心理的に距離がある・少し離れて感じるものを指すときに使います。

    例:


    • “That is my friend’s house.” (あれは私の友人の家です)

    • “That idea might be worth exploring.” (あのアイデアは検討する価値があるかもしれません)


● 名詞として(代名詞的用法)


  • thisthat が単独で “これ”、“あれ”、“それ” といった意味を持ち、名詞のように働きます。特に文の主語や目的語になれるのが特徴です。

例:


  • “This is delicious.” → これは美味しい

  • “I don’t like that.” → あれは好きではない

● 形容詞として(限定詞用法)


  • this + 名詞that + 名詞 という形では、「この~」「あの~」という意味になります。名詞を直接修飾する役割を担います。

例:


  • “This book is interesting.” → この本は面白い

  • “That car is expensive.” → あの車は高い


2. 例文で詳しく理解しよう

































用法 英文 和訳 解説
代名詞 “This is my phone.” これは私の電話です this が単独で主語になっており、「これ」と訳す
代名詞 “That belongs to John.” あれはジョンのものです that が単独で主語になっており、「あれ」と訳す
形容詞 “This phone is new.” この電話は新しいです this が名詞「phone」を修飾し、「この電話」と訳す
形容詞 “That house is huge.” あの家はとても大きいです that が名詞「house」を修飾し、「あの家」と訳す


3. 「this」と「that」の使い分けのポイント


  1. 物理的な距離

    目の前にあるものや手に取れるような距離の場合は this を、遠くにあって手の届かない距離の場合は that を用いるのが一般的です。


  2. 心理的な距離

    話し手が親近感を持っている物事や、直前に話題に出た内容に対しては this を使い、少し前に話題になったことや、自分から少し離れた考え・事柄に対しては that を使う場合があります。


  3. 会話の流れ

    新しく話に出た話題を紹介するときは this を使って「これから説明する内容」に焦点を当てることが多いです。一方で、過去に出た話題をもう一度指すときや、すでに相手と共有している話題を指し示すときは that を使うことが多いです。



4. まとめ


  • this/that は、代名詞(名詞の代わり)として使うときは「これ」「あれ(それ)」と訳し、形容詞や限定詞(名詞を修飾する働き)として使うときは「この」「あの(その)」と訳します。

  • this は近いものや身近に感じるもの、that は遠いものや少し離れたものを表すのが基本です。

  • 会話や文章での流れを意識しながら選ぶと、自然な英語表現になります。

以上が “this/that + 名詞” の詳しい解説です。英会話やライティングで実践的に使う際は、状況や文脈に合わせてどちらを使うべきかイメージしながら活用してみてください。

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A1.1-A1.2

some/any+名詞

「いくつかの、いくらかの」を表すsome/any

ジャガイモをいくらかほしいのですが、ありますか。

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Explanation

以下の文章は、「some/any + 名詞」の使い方を詳しくわかりやすく解説したものです。さらに具体例を盛り込み、場合による使い分けを整理してみましょう。


1. 基本的な使い方

1-1. 肯定文では “some” を使う


  • “some” は「いくつかの」「多少の」「いくらかの」という意味を表すことが多く、肯定文でよく使われます。

例:


  • I have some books.

    (私は本をいくつか持っています。)

  • There is some water in the glass.

    (コップの中にいくらか水があります。)

1-2. 疑問文・否定文では “any” を使う


  • “any” は疑問文や否定文で使われることが一般的です。「何か」「いくらか」「1つも(ない)」のような意味合いを持ち、文の形(疑問・否定)と合わせて使われます。

疑問文の例:


  • Do you have any questions?

    (何か質問はありますか?)

否定文の例:


  • I don’t have any money.

    (私はお金を1円も持っていません。)


2. 例外的なケース:疑問文で “some” を使うとき

2-1. 申し出・勧誘など

疑問形でも、「勧める」「提案する」「~はいかがですか?」などの文脈では、答えが「Yes」になることを期待して “some” を使います。

例:


  • Would you like some water?

    (お水、いかがですか?)

  • Can I get you some coffee?

    (コーヒーをいかがですか?)

これらの場合、「ある程度の量を勧めたい」というニュアンスを込めるため、通常の「疑問文 + any」とは異なり “some” が好まれます。

2-2. 肯定を期待する質問

「相手がきっと持っているだろう」「きっとそうだろう」と思って尋ねるような場合も “some” を使うことがあります。

例:


  • Did you buy some food for dinner?

    (夕食用に何か食べ物を買いましたか?)

    ※ 話し手は「食べ物を買ってきてくれたよね?」と期待して聞いているイメージ。


3. “any” を肯定文で使う特別な用法

3-1. 「どれでも」「誰でも」など無制限のニュアンス

“any” は肯定文でも「どれでも」「誰でも」「いつでも」「どんな時でも」という意味を表すときに使われます。

例:


  • You can choose any book you like.

    (好きな本をどれでも選んでいいですよ。)

  • Anyone can join the party.

    (誰でもそのパーティーに参加できます。)


4. 「some/any + 名詞」に関して覚えておきたいポイント


  1. “some” → 肯定文で「いくつかの」「いくらかの」

  2. “any” → 疑問文・否定文で「何か/何も(ない)」

  3. 疑問文でも「勧める」「申し出る」「Yes を期待する」場合は “some”

  4. 肯定文で “any” を使う場合は「どれでも」「誰でも」など無制限のニュアンス


5. まとめ


  • “some” と “any” は基本的に「漠然とした量や数」を表す語ですが、文の種類(肯定・疑問・否定)や状況(申し出・勧誘、無制限のニュアンス)によって使い分けが変わります。

  • 特に質問文で “some” を使うのは、丁寧に相手へ何かを提案したり、相手が肯定してくれるだろうという気持ちを込めるためです。

  • 一方、否定や「全くない」という表現をするときは “any” が使われ、肯定文でも無制限を表す場合に “any” が使われます。

このように文の形や意図によって使い分けることで、自然な英語表現ができるようになります。ぜひ会話や文章を作りながら身につけていってください!

19
A1.1-A1.2

and, but, or

単語や文をつなぐ接続詞

私はリンゴとオレンジが好きですが、バナナやブドウは好きではありません。

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Explanation

以下では、英文で日常的によく使われる接続詞「and」「but」「or」について詳しく解説します。単語と単語、文と文をつなぐときのポイントや例文を含めながら、なるべくわかりやすいようにまとめてみましょう。


1. and

用法


  • 「and」は「〜と〜」「そして」「さらに」などの意味を持ち、同種類の要素を並列や追加して表現するときに使います。

例文


  1. 単語同士をつなぐ場合


    • a dog and a cat


      • 「犬と猫」と、同じカテゴリー(動物)の単語を並列でつないでいる例です。


    • I like apples and bananas.


      • 「リンゴとバナナが好きです」というように、好きなものを複数列挙するときに用います。



  2. 文同士をつなぐ場合


    • I went to the store, and I bought some milk.


      • 「私はお店に行った、そして牛乳を買った」というように、二つの出来事を順番に述べるときに使います。




2. but

用法


  • 「but」は「しかし」「〜だけれども」という意味を持ち、対比や逆接を示すときに用います。

  • 何かを言ったあとで、それとは反対・対照的な内容を続けたいときに使うので、会話でも非常によく使われる接続詞です。

例文


  1. 単語同士を対比させる場合


    • She is nice but strict.


      • 「彼女は優しいけれど厳しい」というように、性質を対比しています。



  2. 文同士をつなぐ場合


    • I lived in Tokyo before, but I live in Osaka now.


      • 「以前は東京に住んでいましたが、今は大阪に住んでいます」というように、過去と現在で異なる状況を示すときに使います。




3. or

用法


  • 「or」は「あるいは」「それとも」「〜か〜か」という意味を持ち、選択肢や可能性をいくつか提示するときに用います。

例文


  1. 単語同士をつなぐ場合


    • Would you like tea or coffee?


      • 「紅茶にしますか、それともコーヒーにしますか?」というように、相手に選択肢を与えます。



  2. 文同士をつなぐ場合


    • You can watch TV, or you can read a book.


      • 「テレビを見ることもできるし、本を読むこともできますよ」というように、二つの行動のどちらかを選べる場合に使います。




まとめ


  • and:追加や並列

  • but:対照や逆接

  • or:選択や可能性提示

以上のように、英語の接続詞「and」「but」「or」は、単語同士や文同士をつなぎ、情報を整理したり対比したり選択肢を示すのに使われます。会話や文章を書くときには、どんな関係を示したいかに合わせて適切に使い分けると、内容を明確に伝えることができます。

20
A1.1-A1.2

現在時制 (一般動詞・3人称単数)

3人称単数は語尾にsを付けて。

Explanation

以下に、より詳しくわかりやすく修正した解説を示します。


現在時制(一般動詞・3人称単数)の使い方

1. 主語が「I」「You」の場合


  • 主語がI や Youの場合、動詞は原形(基本形)をそのまま使います。

    例:


    • I play tennis.

    • You like music.


上記の例のように、「I」や「You」が主語のときは、動詞に変化はありません。

2. 主語が「He」「She」「It」の場合


  • 主語がHe, She, Itなどの3人称単数の場合、動詞の語尾に“s”をつける必要があります。

    例:


    • He plays tennis.

    • She likes music.


この「s」を付けるルールを三単現の s(さんたんげんのエス)と呼びます。

3. 語尾のつけ方のバリエーション

動詞によっては、以下のように-s以外の形をとる場合があります。これはスペル(つづり)のルールに基づきます。


  1. -s をそのまま付ける


    • 主に、語尾が【子音字 + y】やその他の子音(b, c, d, など)で終わるとき

    • 例:play → plays, need → needs


  2. -es を付ける


    • 語尾が【o, s, ch, sh, x】で終わる動詞

    • 例:go → goes, pass → passes, watch → watches, push → pushes, fix → fixes


  3. -ies を付ける


    • 語尾が【子音字 + y】の場合、y を i に変えて es を付ける

    • 例:study → studies, try → tries


上記のような例外的な場合も多いので、動詞のスペル(つづり)をしっかり確認してから活用形を覚えるとよいでしょう。

4. ポイントまとめ


  • 「I」「You」→ 動詞は原形

  • 「He」「She」「It」→ 動詞に “-s / -es / -ies” のどれかを付ける(いわゆる「三単現の s」)

  • スペルのルールを押さえて、例外的な形にも慣れることが大切

以上のルールを身につければ、日常会話や文章を書くときにも役立ちます。ぜひ例文をたくさん作って練習してみてください。

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